シャドー・メーカーズ：イザ！ポール・ニューマンがガッチガチの軍人を演じた、実話を元にした映画です。 その実話とは「マンハッタン・プロジェクト」。 そう、広島と長崎に落とされた原子爆弾開発計画です。 この映画の原題は「Fat Man and Little Boy 」。 日本人の皆さんならご存じでしょうが、「Fat Man」は長崎に落とされた爆縮型（インプロージョンタイプ）のプルトニウム爆弾を、「Little Boy」は広島に落とされた砲身型（ガンバレルタイプ）のウラン爆弾をそれぞれ意味します。 「ジャップをやっつけるために、こんなに苦労して原爆作ったんだぜ！すげぇだろぉ！」と、アメリカお得意の原爆賛美映画とも受け止められかねない内容だけに、けっこうな大作にもかかわらず、日本では劇場未公開。ビデオでの発売だけとなりました。 私がこの映画を観たのは、就職してまもなくのころだったと記憶しています。 よく観ると、原爆賛美ではな
