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ブックマーク / web.soshisha.com (3)

  • 田中角栄を歩く | Web草思

    やまおか・じゅんいちろう 1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」を共通テーマとして、都市開発と住宅、医療、ビジネス、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆。著書に『マンション崩壊』(日経BP社)、『あなたのマンションが廃墟になる日』『後藤新平 日の羅針盤となった男』(以上、草思社)、『ボクサー回流』『マリオネット』(ともに文藝春秋)、『命に値段がつく日』(共著・中公新書ラクレ)ほか多数。

  • 田中角栄を歩く | Web草思

    田中角栄は生涯に46件の法案を議員立法で提案し、33件を成立させた。31歳から36歳の「下積み時代」に何と26件もの法案を提出している。党幹部、閣僚として深く係わった法案も含めれば、田中の尽力で日の目を見た法律は120を越える。他の政治家が足元にも及ばない数である。 戦前、戦中の明治憲法下では立法権も天皇に属しており、帝国議会は協賛機関にすぎなかった。実質的に立法権を握っていたのは藩閥、政党、軍部と結びついた官僚と特権階級だった。だが、敗戦を機に新憲法が公布され、主権在民、国会は立法の府に変わる。その気になれば国会議員は誰でも法案を提出できるようになった。 「一土建業者」だった田中がこれだけの議員立法をものにした。彼が戦後民主主義の申し子といわれる所以である。 と、教科書的にはひとまず説明できるだろう。 しかし、冷静に考えれば、いかに田中が天才的な洞察力を発揮し、虐げられた民衆の

  • ベトナム秘史に生きる「日本人」 | Web草思

    ドイモイ(刷新)政策による経済成長を謳歌するベトナム。2006年、同国のグエン・タン・ズン首相と日の安倍晋三首相の相互訪問を機に、両国は「戦略的パートナーシップ」を構築することを発表した。経済交流が加速し、両国の関係強化は着々と進んでいる。 近い過去を振り返れば第二次世界大戦に先立ち、通称「仏印進駐」を行い、日はこのベトナムにも軍を進めていた。そして戦後、隣国中国と同じく共産党一党独裁の体制となった。だが現在ベトナムにおいては、中国韓国のようなヒステリックな反日運動が起こったり、「歴史認識」が取りざたされたりすることはきわめて稀だ。 日軍の仏印(ベトナム)進駐とその結果は、これまでに日国内で「日軍によるベトナムにおける200万人餓死」なる事件により、批判にさらされることがあった。これは、駐屯する日軍が米を徴発したことを主な原因として、200万人ものベトナム民衆が餓死したと

    taskapremium
    taskapremium 2012/06/25
    ベトナムはフランスに支配された植民地だった。場所を間借りする日本軍が軍政を敷くことは不可能な状態にあった。行政権、警察権を始めとして主権はフランスが握っていた。しかも米の集散は事実上、華僑の手中にあ>
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