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ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (16)

  • 試し読み | 中野信子、三浦瑠麗 『不倫と正義』 | 新潮社

    はじめに 中野信子 三浦瑠麗さんはとにかく目立つ人で、容姿の美しさがまず人目を惹くのだが、むしろ強いインパクトを与えるのはそのユニークなコメントだろうと思う。 私とは、大学こそ一緒だけれど専門分野も異なり、関心領域にもどうも重なるところが少ない。互いに自分の好きな方向のベクトルをそれぞれに持って、あまり干渉し合わずに仕事を進めている感がある。 もちろん、別々の人間であれば誰であろうと、「どの意見も完全に一致する」ということは論理的にあり得ない。あるとしたらどちらかが妥協して、あるいは心的負担というコストをかけて、関係性を優先することを主たる目的に、自分の意見をゆがめている可能性が大いにある。けれど、そんなことをしなくても、互いに違う意見を持っているからこその面白さ、刺激、また内省につながる発見を得られるという喜びを味わえる能力自体が、知性というものだろう。三浦さんは、違う意見を持っているこ

    試し読み | 中野信子、三浦瑠麗 『不倫と正義』 | 新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2022/05/21
    #あったかタイム 近々三浦瑠麗さんも呼ぶのか、ひょっとして。
  • 新潮 2011年4月号 | 新潮社

    書くことで自分から自由になる 西村 気を鎮めるために、ガムを噛みながら来てしまいまして、大先輩の前ですみません。 町田 大先輩でもないと思いますよ。年齢的にもそんなにかわんないよ。僕の方がちょっと上かな。 西村 はい。五つか六つか、ですかね。 ――実は日酒を用意しているのですが、最初の緊張をほぐすために一杯いかがですか。 西村 あ、いや、それは……ちょっと……よろしいですか? 町田 どうぞどうぞ。僕も呑む方ですが、僕は呑むとめんどくさくなっちゃって、だるくなるから。 西村 では失礼して。 町田 昔は呑みながらの対談って結構ありましたよね。 西村 そうですよね。書き手って、昼間っから文学の話なんかできないから書いてたっていうのがあるでしょうから。ところが今の方たちってやたら弁が立つので、素面でもそういう話を延々と続けられるんですね。そんなに厚顔なら小説なんか書かないで、もっと違う、いい方向

    新潮 2011年4月号 | 新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2022/02/05
    新潮 2011年4月号【特別対談】逆人徳者の宴/西村賢太+町田 康
  • ぼくはちょっと変わった「元・底辺中学校」に進学することにした! 家庭環境とか、性別の違いとか、ときには両親の肌の色をきっかけに、毎日が事件の連続。それでも、ぼくたちは大人たちの常識を軽く飛び越えて、子どもなりのやり方でそれを乗り越えていく。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ

    5 誰かのを履いてみること 息子の中学校では、学期ごとの通知表のようなもの(プログレス・レポートと呼ぶ)をネットでダウンロードできるようにしてあり、希望者にはハードコピーも配布されている。 5段階評価でそれぞれの教科の理解の到達度が示され、授業に対する姿勢なども評価される。で、入学以来、うちの息子が輝かしい成績をおさめている教科が二つある。「演劇」と「ライフスキル教育」である。 「演劇」というのは、スクール・ミュージカル『アラジン』出演時の彼の熱意を鑑(かんが)みるとむべなるかなという気もするが、「ライフスキル教育」というのは具体的には何のこと? と思った。アカデミックな教科以外の、エモーショナル・インテリジェンス(EQ、感情的知能)の分野がここに入るんだろうということは想像がつくが、コミュニケーション力とか自己コントロール力とかいうようなものを5段階で測るのは不可能なのではないだろうか

    ぼくはちょっと変わった「元・底辺中学校」に進学することにした! 家庭環境とか、性別の違いとか、ときには両親の肌の色をきっかけに、毎日が事件の連続。それでも、ぼくたちは大人たちの常識を軽く飛び越えて、子どもなりのやり方でそれを乗り越えていく。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
  • 『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』 ドナルド・L・マギン、村上春樹/訳 | 新潮社

    天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで1965年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人であるジョア

    『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』 ドナルド・L・マギン、村上春樹/訳 | 新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2019/08/29
    ありったけの人糞をその中に入れて土をかぶせるのだ。僕と姉はその間むせるような匂いの中を通学することになる。近所の人がいくら誉めても我々はキンモクセイの香りと花の色と人糞の匂いがリンクしてとてもいい香>
  • 木下眞穂 | 著者プロフィール | 新潮社

    ポルトガル語翻訳家。上智大学ポルトガル語学科卒業。訳書にジビア・ガスパレット『永遠の絆』、パウロ・コエーリョ『ブリーダ』『ザ・スパイ』など。2019年、ジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』で第5回日翻訳大賞受賞。

    木下眞穂 | 著者プロフィール | 新潮社
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    taskapremium 2019/04/30
    ポルトガル語翻訳家。上智大学ポルトガル語学科卒業。> ポルトガル語翻訳。実質ポルトガルとブラジルの作者の本か。
  • 「新潮45」2018年10月号特別企画について | News Headlines | 新潮社

    まとめとは? 日常的な身の回りの出来事から、世界を揺るがすニュースまで、が扱うテーマは森羅万象。四季折々の年間イベント、仕事、暮らし、遊び、生きること、死ぬこと……。さまざまなテーマに沿うの扉をご用意しました。扉を開くと読書の興味がどこにあるのか見えてきます。

    「新潮45」2018年10月号特別企画について | News Headlines | 新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2018/09/21
    #ss954 新潮社社長 佐藤隆信:今回の「新潮45」の特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」のある部分に関しては、それらに鑑みても、あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられました。
  • 荻上チキ | 著者プロフィール | 新潮社

    1981(昭和56)年生れ。評論家。社会調査支援機構チキラボ所長。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表。著書に『彼女たちの売春(ワリキリ)』『未来をつくる権利』『災害支援手帖』『いじめを生む教室』、共著に『社会運動の戸惑い』、編著に『宗教2世』など。ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)パーソナリティ。同番組で、ギャラクシー賞を受賞(2015年度DJパーソナリティ賞、2016年度ラジオ部門大賞)。

    荻上チキ | 著者プロフィール | 新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2017/10/26
    #ss954
  • 女による女のためのR-18文学賞 | 新潮社

    窪美澄 (くぼ・みすみ) 1965(昭和40)年、東京都生れ。2009(平成21)年、「ミクマリ」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。2011年、『ふがいない僕は空を見た』で山周五郎賞、2012年に『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、2020年に『トリニティ』で織田作之助賞を受賞。他の著書に『じっと手を見る』『やめるときも、すこやかなるときも』『ははのれんあい』など。 柚木麻子 (ゆずき・あさこ) 1981(昭和56)年、東京都生れ。2008(平成20)年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山周五郎賞を受賞。ほかの作品に『私にふさわしいホテル』『ランチのアッコちゃん』『伊藤くん A to E』『屋さんのダイアナ』『BUTTER』『マジカルグランマ』などがある。

    女による女のためのR-18文学賞 | 新潮社
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    taskapremium 2017/04/28
    文学賞の選考委員に友近。びっくりした。
  • 又吉直樹『劇場』新潮文庫 かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。

    又吉直樹『劇場』 新潮文庫 2019年9月1日発売 605円(税込) Story 高校卒業後、大阪から上京し劇団を旗揚げした永田と、大学生の沙希。それぞれ夢を抱いてやってきた東京で出会った。公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、ままならない日々を送る永田にとって、自分の才能を一心に信じてくれる、沙希の笑顔だけが救いだった――。理想と現実の狭間でもがきながら、かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。芥川賞『火花』より先に着手した著者の小説的原点。 News Interview 恋愛がわからないからこそ、書きたかった 又吉直樹 『劇場』を書き上げて この小説が自分の中で大きすぎたので、書き上げた今はすごい解放感で、まだ変な感覚なんですけど、やっぱりうれしいですね。解放感がありすぎて、通常の〆切の焦りがなくなって、いま仕事がいろいろ遅れています(笑)。 『劇場』を書き始めたのは、2014年の夏

    又吉直樹『劇場』新潮文庫 かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。
    taskapremium
    taskapremium 2017/03/22
    今回も凄そう。
  • 新訳・復刊セレクション「村上柴田翻訳堂」|新潮社

    世の中には実にたくさんの文庫が溢れておりますが、それでも書店の棚のスペースには限りがあり、毎月押し寄せる新刊に追われるようにして、古い文庫が静かにひっそりと退場していきます。そのように姿を消していった作品の中には、「この名作が手に入らないというのは間違っているぞ」と苦情を呈したくなるものもあれば、「個人的にはけっこう好きだったんだけど、やはり生き残れなかったか」と淋しく感じてしまうものもあります。そういういくつかの作品を拾い上げ、もう一度何らかのかたちで新刊として復活させることはできないものかと、常々考えていたのですが、同じような思いを抱いていた柴田元幸さんと組んで、今回このようなシリーズを立ち上げることができました。あくまでささやかな企画ではありますが、ぼくら二人が面白く読んだを選びました。楽しんでいただければと思います。 村上春樹 これまで二十七年くらい、主として現代アメリカ小説

    新訳・復刊セレクション「村上柴田翻訳堂」|新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2016/04/13
    古典・準古典を村上春樹と柴田元幸が新約で出版。全ての本が新約ってわけでもないようだ。
  • 麻生太郎『とてつもない日本』|新潮社

    はじめに 平成十七(二〇〇五)年の暮れ、外務大臣としてインドを訪問する機会があった。首都ニューデリーに滞在中、できたばかりの地下鉄を視察したのだが、この時インドの方々からうかがった話が今でも忘れられない。 この地下鉄視察が日程に組み込まれたのは、日の政府開発援助(ODA)を使って建設されたものだからであった。私たちが訪ねた駅には日とインドの大きな国旗が掲げられており、日の援助で作られたということが大きな字で書いてあった。改札口にも大きな円グラフが表示され、「建設費の約七十パーセントが日の援助である」と分かるように、青で色分けしてあった。その配慮に感激し、私は地下鉄公団の総裁に御礼の言葉を述べた。 すると、逆にこんなふうな話をしながら、改めて感謝されたのである。 ――自分は技術屋のトップだが、最初の現場説明の際、集合時間の八時少し前に行ったところ、日から派遣された技術者はすでに全員

    麻生太郎『とてつもない日本』|新潮社
    taskapremium
    taskapremium 2015/10/21
    日本人が常に言っていたのが「納期」という言葉だった。決められた工程通り終えられるよう、一日も遅れてはならないと徹底的に説明> 想定外のことが起こった時に納期を遅らせるという判断が出来ないのが日本の問題
  • 村上春樹がなんでも答えます!期間限定サイト「村上さんのところ」1月15日 (木)午後オープン!|新潮社

    村上春樹があなたのメールに“できる限り”答えるサイト「村上さんのところ」がオープンしました。いろいろな質問・相談をお待ちしています。

  • 『陽だまりの彼女』中年男性の支持率上昇中 | 新潮フラッシュニュース | 新潮社

    taskapremium
    taskapremium 2013/10/10
    偶然再会した幼馴染みが魅力的な女性に大変身、しかも主人公のことを一途に思っていて……という設定がロマンチストなおじさん世代のハートを掴んだ模様。また彼女の抱える過去が幸せな生活に徐々に影を落として>
  • 『陽だまりの彼女』松本潤、上野樹里主演で映画化 | 新潮フラッシュニュース | 新潮社

    越谷オサム『陽だまりの彼女』(新潮文庫)が人気グループ「嵐」の松潤、上野樹里主演で映画化されることが決まりました。2013年10月全国公開されます。 『陽だまりの彼女』は「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」のキャッチコピーが話題を呼んだベストセラー。幼馴染みの2人の再会から始まるラブストーリーには、彼女の抱える過去が幸せな生活に次第に影を落としていくミステリー小説的な要素もあり、恋愛小説というジャンルの垣根を越えて幅広い層の読者から熱い支持を集めています。 監督は『僕等がいた』『ソラニン』の三木孝浩監督。テーマソングには、原作でも登場するビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」が使われます。 ◇関連記事 『陽だまりの彼女』中年男性の支持率上昇中(2012年2月16日) 越谷オサム著『陽だまりの彼女』ブレイクの予感!? 啓文堂書店「おすすめ文庫大賞」を受賞(2011年11月30

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    taskapremium 2013/10/10
    越谷オサム『陽だまりの彼女』(新潮文庫)が人気グループ「嵐」の松本潤、上野樹里主演で映画化されることが決まりました。2013年10月全国公開されます。>
  • 新潮文庫の記事一覧 | 新潮フラッシュニュース | 新潮社

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    taskapremium 2013/10/10
    越谷オサム『陽だまりの彼女』(新潮文庫)が人気グループ「嵐」の松本潤、上野樹里主演で映画化されることが決まりました。2013年10月全国公開されます。>
  • 越谷オサム著『陽だまりの彼女』ブレイクの予感!? 啓文堂書店「おすすめ文庫大賞」を受賞 | 新潮フラッシュニュース | 新潮社

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    taskapremium 2013/10/09
    6月に発売された当初から“人に薦めたくなる本”として若い人を中心に口コミで話題になっていましたが、この秋から「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」というパネルを立てたところ、これが大きな反響を呼び、>
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