意外というしかない繋がりなのである。体験修行に来た人や親から預かっている少年らに対する暴行容疑で目下、警察が捜査を進めている渦中の「暴力住職」。なんと彼は、女優・井川遥(40)の叔父だった――。 *** 事件の舞台となった天光寺は東京の郊外、檜原(ひのはら)村の山間にある。都心で11月としては史上初の積雪が観測された2日後の26日、まだ周囲に雪が残る天光寺の前に滑り込んできたのは3台の捜査車両。車から降りた警視庁の捜査員10名ほどが段ボールや脚立を抱え、鉄筋コンクリート造りの天光寺の施設に入って行ったのは午前10時頃だった。そして、彼らはそれから約2時間半に亘って家宅捜索を行ったのである。 現在、暴行の嫌疑をかけられているのは、この天光寺の高尾聖賢(せいけん)住職(65)。 「この寺は10年ほど前から体験修行と称して有料で希望者を募り、企業研修の場としても使われてきた他、不登校など
「貴方ぁー、くれぐれも大川をよろしくおねがいしますー。あいつはバカなんだけど、ホントに悪いヤツではないのよぉー。見捨てないでチョウダイねぇー! お願ぃー!」 2013年12月21日――。六本木・テレビ朝日で「ビートたけしのいかがなもの会」の収録が行われたこの日、ボクはマツコ・デラックスの楽屋へ自著『藝人春秋』を手に挨拶に出向いた。初対面だった。 楽屋のドアをノックして「どうぞー」の返事と共に扉を開けると、マツコは丁度メーク中だったが本を渡すと「まー。ワザワザ、ご丁寧に申し訳ないわー。ワタシ、もうこの本は読ませて頂いていますけど、そんなことより……」と大きな体を折り曲げてボクの手を握り、冒頭の言葉を告げた。 この頃、本書の著者、大川貴史プロデューサーは「5時に夢中!」の出演者の降板問題を抱えて、その是非や責任を問われていた。一方、マツコはテレビ界の寵児として飛ぶ鳥を落とす勢い、次々に各
ナイキ(NIKE)がゴルフをやめる――。正確にはクラブ、ボール、ゴルフバッグのビジネスから撤退するという。あのタイガー・ウッズが、あのローリー・マキロイが使っているNIKEのボール、クラブが作られなくなってしまうのだ。ゴルフ用品界にとっては衝撃的なニュースである。5月にテーラーメイドをアディダス本社(ドイツ)が売却することを発表したこと以上の衝撃といって過言ではない。 8月4日付のリリースで、同社はアパレルとフットウエアビジネスに集中し、クラブ、ボール及びバッグを含むゴルフ用品ビジネスから撤退することを表明した。その中で社長のトレバー・エドワーズ氏は「タイガー、ローリー、ミッシェル・ウィーらアスリートたちはゴルフに大きな活力をもたらしています。私たちがゴルフアパレルとフットウエアにおける確固としたリーダーの地位を築くため、彼らをはじめとする偉大なアスリートたちがビジネスにもたらしてくれる
東京渋谷のワインバー「bar bossa」の店主・林伸次さんのコラム連載です。飲食不況と言われる昨今、閉店を選んでしまうお店も少なくありません。あなたが大好きなお店がなくなる時、ただ悲しんでいるだけでいいのでしょうか。あなたが本当に大事に思うお店なら、どうすればいいのか。お店側からの視点を林さんが語ります。 【その他の画像はこちら】 ●知人のバーが閉店することになって いらっしゃいませ。 bar bossaにようこそ。 知人のバーが、閉店することになりました。それで、色んなお世話になった方達に連絡をして、ちょっとした閉店パーティみたいなものを開いたそうなんですね。その僕の知人としては、「これからまた何か新しいことを始めるつもりなので、その時はよろしく」という気持ちのパーティだったそうなのですが、ほとんどの人にこう言われたそうです。 「すごく良いお店なのにどうしてやめちゃうの?」
変わらぬ強みと、執念がもたらした切符だった。 3月13日、名古屋ウィメンズマラソンが行なわれた。リオデジャネイロ五輪代表の、最後の選考レースとなった今大会には、ロンドン五輪代表の木崎良子(30歳)、野口みずき(37歳)といった実績のある選手に加え、高校時代から世界ユース、世界ジュニア選手権に出場するなど活躍し昨年の世界選手権には10000mで出場した小原怜(25歳)、一昨年の横浜国際女子マラソンで10代最高記録で3位となった岩出玲亜(21歳)ら注目選手もそろった。 午前9時10分、スタート。 十数名の集団が形成されて進んだレースは、ペースメーカーが外れた30kmから大きく動く。昨年の世界選手権で銅メダルを獲得しているユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン/31歳)がペースを上げて集団から抜け出す。キルワを追ったのは、田中智美(28歳)だった。離れて小原が3位につける。 その後、キル
手倉森監督率いるU-23日本代表が、リオ五輪の出場権を獲得したね。五輪予選を兼ねたU-23アジア選手権の準決勝でイラクを下し、出場権が与えられる3位以内を確定させたんだ。 【リオ五輪予選PHOTOダイジェスト】ロスタイムの劇的弾でリオ行き決定!日本 2-1 イラク 結果が最優先される予選で、きっちりとその結果を出した。U-23代表の戦いぶりは評価されるべきだし、僕も心からおめでとうと言いたい。 手倉森監督の采配は、素晴らしかったね。守って耐えてのサッカーを続けて、最後まで上手くいった。グループリーグの3試合も、準々決勝のイラン戦も、今回のイラク戦もそう。「このメンバーでは、このサッカーしかない」と割り切って、守備重視の戦術を選択したんだ。その潔さは、監督としては見事だよ。 実際に今大会を振り返ると、GKも含めたチーム全体の守備意識が極めて高かった。両サイドバックはオーバーラップを控え
高級ブティックが立ち並ぶグラシア大通りからディアゴナル大通りを右に入ってほどなく、一見すると飲食店には見えない小洒落たガラス張りの空間が右手に現れる。ガラス越しに見えるオープンキッチンの向こう側、黙々と仕事に勤しむ大柄な店主に挨拶しながら店に入ると、彼は「取材、今日やったっけ? 完全に忘れとったわ」と言って屈託のない笑顔を返してきた。 「たまたまね、ビザも取れたってことで来てもうただけで。それがなかったら? 何があったんやろね。分からん」 2003年のプロ引退後にアパレルブランド「WACKOMARIA」を立ち上げ、以降7年にわたりファッション業界で活躍してきた石塚啓次は、別業種でのセカンドキャリアで成功を収めた元Jリーガーとして過去にも度々メディアに取り上げられてきた。そんな彼が自ら作った会社を辞め、妻と子供4人を伴いスペインへ移住したのは12年のこと。理由は単純だった。15年以上バル
20世紀の日本は、非常に高い成果を上げる人材を多数輩出してきました。いま日本人がノーベル賞を筆頭に、内外で高い評価を受けるのは、そうした過去に育てた人材による業績に対してであることを忘れてはいけません。 翻って若い人材はどうか、と考えると、STAP細胞詐欺を筆頭に、多数の「コピペ博士論文」が疑われたり、「ゆとり」世代の基礎学力不足が指摘されたり、と必ずしも目先の明るい話ばかりではありません。 この先、本当に創造的な人材を輩出し続けていくなら、21世紀、22世紀の日本の基礎科学、本質的な学術の未来は明るいものになるでしょう。 また、過去の遺産を食い潰すような教育、研究の指導行政に陥ってしまうなら、未来は暗いものになると言わざるを得ません。 では、本当に創造的な人材を育てるとは、いかなる教育であるか――。 伊能忠敬から榎本武揚、そして明治の「カウンターマジョリティ」へとつながる「日本
「もちろん優勝したかったですけど、すべてを出し切った結果なので、今はすっきりした気持ちですね」(宇津木瑠美・26) 連覇こそ逃したが、カナダW杯で準優勝に輝いたなでしこジャパン。その立役者でもあるMF宇津木選手を、帰国後のオフに独占取材。まずは、瑠美選手に約1カ月にも及んだカナダW杯の秘話をうかがった。 「選手はオフのときも集まって話をしたり、ゲームしたりして盛り上がってました。でも私は基本、一人行動が好きで部屋に籠るタイプ。ホテルは2人部屋で、GK海堀(あゆみ)と一緒だったのですが、一人になりたいときは、『出かけるんじゃなかったっけ?』と、プレッシャーをかけてました(笑)」 気分転換に街に出ることもあったというが、服装はチームお揃いのジャージが義務。残念ながら買い物などを楽しめる雰囲気ではなかったそう。 「可愛いお店で、キャミソールやハイヒールを見つけても、格好がジャージだから似
フロンターレのレナトが中国の広州富力に完全移籍することが決定的になったね。 J1の第2ステージが開幕した直後の7月13日にオファーが届き、レナトは15日に中国入りし、就労ビザの取得やメディカルチェックが無事にクリアできたら、正式に契約を結ぶ見込みだという。 フロンターレにとってはまさに寝耳に水、青天の霹靂だったことだろう。こんなこともあろうかと、クラブは違約金を高く設定していたようだが、広州富力がそれを満たす額を用意しているのだから、防ぎようがないね。 日本人の感覚からしたら、シーズンの途中に、3年半も過ごしたチームを離れるなんて“裏切り行為”のように思えるかもしれないけど、限られたサッカー人生のなかで、より良い条件のチーム、よりレベルの高いリーグに移るのは、プロとして当然のこと。 むしろ、シーズン途中に引き抜きの話が来て、年俸も大幅アップ、高額な違約金まで用意してくれるというのは
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