今、日本では結婚したカップルのうち、3組に1組が離婚しているのだとか。『再婚一直線!』、このタイトルがすべてかもしれません。 そう、これは優しくマジメな夫、4歳のかわいい娘、リフォームした家。すべてを捨てても「新しい恋がしたかったぁぁ!」因果なマンガ家が、セカンドマリッジに向けて爆走する赤裸々コミックエッセイなのです。 『チューネン娘。』(伊藤理佐)のように結婚目指して右往左往したのち、『監督不行届』(安野モヨコ)のようなウフフアハハな新婚生活にたどり着いた…はずだったのに!? 作者の安彦麻理絵が7年間の結婚生活にピリオドを打った理由は、「ラクすぎて『夫婦』なのに『貴様と俺』みたいな男同士の友情になっちゃった」から。 世間的にはこれもひとつの夫婦愛の行く着く先なのかもしれません。が、ここで安彦麻理絵の女の性[さが]が発動! 「あたしもおんななんだけどなああああ~!!」 「このまま男だか女だ