消しゴムもプラスチックでできているって、ご存知でしょうか? 使うたびに出るそのカスも、もちろんプラスチック! しかも、世の中のほとんどの消しゴムはPVC(塩化ビニル)という、一番に避けたいプラスチックでできています。 そんなPVCの問題も含めて、より環境や健康に配慮した消しゴムをお伝えします! プラスチックに変わってしまった消しゴムの歴史 文房具店やショッピングセンターの売り場などを見ても分かる通り、ほとんどの消しゴムはプラスチックですよね。 それ以外のものを探す方が困難、といってもいいほど。 そんな消しゴム、昔はすべて天然ゴムで作られていました。 現在のプラスチック消しゴムが日本に登場したのは1955年(昭和30年)ごろ。 従来の天然ゴムよりもよく消えるため、メーカーはその消す力を追求。 そして1959年、日本は世界のどこよりも早くプラスチック消しゴムを発売し、そこから大量生産が始まりま