正月に実家に帰った時、一つのことに気づいた。 実家にあるべき、新聞がなかったのだ。 両親に聞くと、「新聞をとるのをやめた」と言っていた。 両親は70代、団塊の世代真っ只中で、他のどの世代よりも新聞を信頼していただろうはずなのに、である。 電通に勤める知人は 「新聞は既にマスメディアではなく、セグメントメディアになってしまった。そのセグメントは高齢者だ」と言っていた。 が、ついに70代の父母まで、新聞をとらなくなっていたとは、軽い衝撃を受けた。 そんな気持ちでいたところ、ある記事が目に飛び込んできた。 「新聞ビジネスの凋落」についてである。 「新聞崩壊」はたった一年でこんなに進んでしまった(現代ビジネス) 新聞の凋落が2017年も止まらなかった。日本新聞協会がまとめた2017年10月現在の新聞の発行部数合計(朝夕刊セットは1部と数える)は4212万8189部と、1年前に比べて115万部減少し
2017/8/9 7:00 小林信也 台風で延期された夏の甲子園が8日、いよいよ開幕した。白球を追う球児たちのプレーぶりは多くの人に感動を与える一方で、甲子園、高校野球にはあらためて考えてみると「なぜ?」と首をかしげたくなる不思議がたくさんある。そのうちの一つが、「なぜ高校野球では金属バットを使うのか?」という疑問だ。金属バット第一世代でもある作家・スポーツライターの小林信也氏の実体験に基づく考察と提言とは? 謎に包まれた金属バット導入の経緯野球部の監督が、1本の奇妙なバットを僕ら部員たちに差し出したのは、1974年(昭和49年)の春、高校3年になって間もないころだった。 「まだ新潟県にはこの1本しかない」 そう言って、まずは監督自ら打撃練習で試した後、チームで最も長打力のある4番打者に「お前が使え」と、EASTONと記された新しいバットを手渡した。力任せの打撃で竹バットでさえ豪快に折っ
阪神岩貞祐太投手(25)が7日、9月の「日本生命月間MVP賞」に選出された。 月間4試合に先発し、無傷の4勝をマーク。防御率0・58と文句なしの成績を残した。 西宮市内の甲子園クラブハウス内で初受賞の記者会見に臨み「シーズンが終わって、ホッとしているというよりは、順位には満足していないので、これからもっとやっていかないといけないという気持ちはありますが、今回、この受賞したことを聞いて、素直にうれしい」と振り返った。 今季は開幕直後からローテーションに入り、開花した。夏場の勝てない時期を乗り越えて、5連勝フィニッシュ。今季最終戦の10月1日巨人戦(甲子園)も7回無失点で締めくくり、自己初の10勝に到達した。 シーズン終盤の好調の要因を「9月は特に野手の方にたくさん点を取ってもらえて、先制点ということが多かった。自分の調子が良くて、こういう数字になったというより、試合展開を野手の方に楽にしてい
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