出版社: 岩波書店(2022-09-16) 単行本(ソフトカバー): 622 ページ / 1.547241 x 5.98424 x 8.58266 inches ISBN-10: 4000245481 ISBN-13: 9784000245487
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“昭和”という時代が通り過ぎてから、30年以上が過ぎました。 戦後の荒廃から、高度成長、そしてバブル経済と歴史の様々な局面を凝縮したようなあの時代、日本人を熱狂の渦に巻き込んだ仕掛け人がいました。 その名は“野口修”。今週は彼の足跡を辿ったノンフィクション、『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝』の著者、細田昌志さんのインタビューをお送りします。 野口修は1934年生まれ。 細田さんとは、親子ほど年の離れた人物に、なぜ興味を持ったのでしょうか? 未来授業1時間目、テーマは「野口修を書こうと思った理由」。 ◆細田昌志 1971年岡山市生まれ、鳥取市育ち。鳥取城北高校卒業。CS放送のキャスターをへて、放送作家に転身。ラジオ、テレビ、インターネット番組を手掛けながら、雑誌やWEBに寄稿。著書に『坂本龍馬はいなかった』(彩図社)、『ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか』(
深い海の底に 沢木はラスヴェガスでおこなわれるヘヴィー級、ラリー・ホームズとモハメッド・アリのタイトルマッチのチケットを手に入れてもらえないかと友人に電話するが、すでに完売だった。 ところがその友人の知人がチケットを快く譲ってくれた。その知人とは沢木にとっては全く面識のない高倉健だった。 沢木は高倉健のためだけに試合の観戦記を書いて高倉の事務所に送った。 いつかお礼をしたと思っていたがその機会がなく3年が過ぎた。沢木はラジオの対談番組を担当することになり、第一回目のゲストに高倉健の名前を出すと、ディレクターは「とても無理だろう」という。でもお願いだけはしてくれと頼むと、ディレクターは恐る恐る連絡してくれた。 しばらくするとディレクターから驚いたような電話がかかってきた。 オーケーが出ただけではなく、もし話をするなら北海道の牧場に泊りがけで行かないかと言ってくれたという。 北海道に向かったの
井上尚弥、井岡一翔、村田諒太ら7人もの世界王者を輩出するなど、黄金期の只中にあると言っていい現在の日本のプロボクシング。 しかし、「拳闘」と呼ばれた黎明期について書かれた書籍は思いのほか少ない。もちろん、ボクシングだけに関して言えば一連のモハメド・アリの書籍をはじめ、マイク・タイソンの半生を赤裸々に綴った『真相─マイク・タイソン自伝』などのノンフィクション、『一瞬の夏』(沢木耕太郎)、『殴り殴られ』(安部譲二)、『遠いリング』(後藤正治)など一流の書き手による名作もあるにはあるが、野球やサッカーと比較して、ルーツを詳細に記した書籍は、市民権を得たプロスポーツにしては少ないかもしれない。 「最高最大の豪傑ボクサー」とは何者か 筆者は『沢村忠に真空を飛ばせた男/昭和のプロモーター・野口修評伝』(新潮社)を著述するにあたって、主人公野口修の父、野口進の人生もつぶさに追った。 「最高最大の豪傑ボク
【新刊情報】あの問題連載が帰って来た! 吉田豪著『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』2021年2月26日(金)発売。 株式会社ホーム社は、2021年2月26日(金)に吉田豪著『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』を発売いたします。 ベストセラーから超マニア本まで、名言・迷言揃いのプロレス&格闘技本に吉田豪が迫る『書評の星座』、待望の第2弾。 1995年~2004年『紙のプロレス』『紙のプロレスRADICAL』誌上で、マスコミやレスラー、団体関係者などと数えきれぬトラブルを起こした連載が、ついに単行本になりました。 全書評294冊分を収録し、当時の興奮を一冊に閉じ込めた永久保存版。ここだけの話を明かした単行本用書き下ろしコラムも充実!! この一冊でプロレス・格闘技の「裏面史」がわかります。 ○書評で取り
『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』(さらばくわたますみ、さらばプロやきゅう)は、1990年リム出版から発行された中牧昭二の著作。桑田真澄を中心としたプロ野球の裏金問題を記述した内容である。「中小メーカーが大手に対抗するために裏金を中心にしたあらゆる手段をとらねばならなかった業界の実態も暴露した」と評されることとなった[1]。本の内容が国会でも採り上げられるなど社会問題化し、年間の売上げでは19位、ノンフィクション部門では8位を記録した[2]。 概要[編集] 当時、スポーツ用品メーカーカドヤスポーツで販売促進課長であった著者が、読売ジャイアンツの桑田真澄と関わった際、スポーツ用品のアドバイザリー契約を結ぶ見返りに、同選手からの多額の裏金要求に従って支払ったと主張する話が記載されている。さらに、水野雄仁投手や、他選手に関することも書かれている。 同著はまず、スポーツ用品メーカーが、自社製品の宣
女子テニスのスターが自叙伝を出す。ボーイフレンドや父のこと、キャリア中断、今後の抱負などについて語っている。 女子テニスのマリア・シャラポワが、15ヶ月以上の選手活動中断の後で、ニューヨークのUSオープンのセンターコートに戻ってきた。まだ正式にリリースされていないにもかかわらず、すでにベストセラーとなっている自叙伝を携えて。 9月12日、世界中の書店に、ロシア人が書いた新たなベストセラーが登場する。アスリートとして最高の評価と人気を誇ってきたマリア・シャラポワの自叙伝は、文学的にはもちろん、トルストイやドストエフスキーと同日の談ではない。が、それでもシャラポワのこの本、『アンストッパブル(誰にも止められない):MY LIFE SO FAR(これまでの人生)』は、予約注文の数を見ると、大成功を収めるのは間違いない。Barnes&Noble(バーンズ・アンド・ノーブル)のベストセラーリストの上
出場停止処分が明けて初のグランドスラム大会に戻ってきたマリア・シャラポワへの直撃ロングインタビュー。幼少期の苦労からドーピング騒動の内幕、宿敵セリーナ・ウィリアムズとの“コート外での舌戦”まで赤裸々に語り尽くす。 「特権階級」のクラブで見下されて すべてがはじまった場所に戻ってきた。フロリダ州ブレイデントンにあるIMGアカデミー。24年前、当時6歳だったマリア・シャラポワは父ユーリと共に、このアカデミーの門をくぐった。伝説のコーチ、ニック・ボロテリーの指導を受けるために。 昔から裕福な家庭の子供向けのテニスクラブだったが、いまもその「特権」の香りはする。立派な門のところに立つ警備員は、記者が手にしていた2つの買い物袋を見て、ホームレスが現れたと思ったようだ。 「失礼ですが、ここで何を?」と聞かれたので、シャラポワにインタビューしに来たのだと告げる。彼は軽蔑を隠そうともしない眼差しで、記者を
テニス選手の自伝は、例外なく面白い。 全員が例外なく「成り上がり」だからだ。 それでも、『マリア・シャラポワ自伝』には唖然とし、圧倒された。成り上がりのストーリーが、それこそハンパない。 これまでも、シャラポワを理解するためのキーワードはたくさんあった。 チェルノブイリ。 ナブラチロワに見いだされ、6歳でアメリカへ。 そしてトッププレーヤーを輩出する「ニック・ボロテリー・アカデミー」で訓練を受け、プロの世界へと入り、17歳でウィンブルドンで優勝する。 しかし、単純化してはならないことをこの自伝は教えてくれる。背景には様々な偶然があって物語を織りなし、成功の根幹には、シャラポワの尋常ならざる集中力があったことが分かる。 空回っても止まらない狂おしいほどの情熱。 この自伝でもっともページが割かれているのは、フロリダ時代の話である。 シャラポワを世界トップの選手に育てるのに欠かせなかったのは、父
最強の駅伝チーム「中国電力」「青学大」「世羅高」の共通点 スポーツFLASH編集部 記事投稿日:2017.01.02 06:00 最終更新日:2017.01.02 06:00 昨年は男女アベック優勝、そして男子の優勝回数は全国最多となった世羅高校で、陸上競技部の監督をしているのが岩本真弥氏だ。岩本氏が、駅伝チームの強豪「中国電力」「青学大」「世羅高」に共通する指導方法を指摘する。 ※ 世羅高校卒業生で指導者として陸上界に貢献している方が多数いることをみなさんはご存知だろうか。今の生徒たちの活躍はもちろん嬉しいが、OBたちの活躍も私には嬉しく感じられる。 その筆頭格は現在も中国電力陸上部を率いておられる坂口泰監督と、今やテレビを通じて一般の方々にまで広くその名前が知られるようになった青山学院大学陸上部の原晋監督であろう。 2人とも世羅高校陸上部のOBであり、坂口監督は私の4つ先輩、原監督に至
累計16万部の小説『マチネの終わりに』をはじめに、数多くの名作を輩出してきた作家の平野啓一郎氏は、大の格闘技ファンである。これまで「現代ビジネス」は、刊行以降波紋を呼ぶ話題の書『1984年のUWF』を題材にした対談、関係者インタビューを複数回掲載してきたが、このたび、平野氏が満を持して「現代ビジネス」に登場。 『1984U』の著者・柳澤健氏と、佐山聡について、前田日明について、はたまたプロレス論から、格闘技の歴史について語り尽くした。ここに前代未聞の対談をお届けする――! 「相当なマニアなんですね。驚きました」 平野 柳澤さん、初めまして。『1984年のUWF』、読ませていただきました。発売されてから半年がたちますが、大変な反響を呼びましたね。今日はUWFとはなんだったのか、佐山聡とは何者だったのか、いろいろと聞かせてください。 柳澤 ありがとうございます。僕も『マチネの終わりに』を読ませ
松瀬 学(まつせ まなぶ、1960年8月21日 - )は、日本のノンフィクションライター、スポーツジャーナリスト。 元共同通信社記者、元ラグビー選手。元ラグビーワールドカップ組織委員会広報戦略長。日本体育大学スポーツマネジメント学部教授。 来歴[編集] 長崎県佐世保市出身。1978年、福岡県立修猷館高等学校のラグビー部の主力選手として花園(第57回全国高等学校ラグビーフットボール大会)に出場。ポジションはロック(LO)[1][2]。 早稲田大学社会科学部に進学。同大学のラグビー部で活動し、本城和彦、吉野俊郎、益子俊志らとは同期生。ポジションはプロップ(PR)。1981年及び1982年の早明戦、早慶戦、全国大学選手権に出場。 1983年卒業後、高校、大学の先輩であり、早稲田大学ラグビー部監督を務めた藤島勇一の勧めにより、共同通信社に入社[1]。同社では一貫してスポーツ畑を歩み、主にプロ野球、
2月12 サッカー本大賞2015、決定!!大賞は「サポーターをめぐる冒険」! カテゴリ:NEWS 1: 名無しのSamurai 2015/02/08(日) 14:37:10.94 0.net サッカー本大賞2015、決定!! http://www.footballchannel.jp/2015/02/11/post71217/ 本日、秋葉原UDXシアターにて行われた「サッカー本大賞2015」授賞式で各賞が発表されました! 結果は以下の通りです! スポンサード リンク 2: 名無しのSamurai 大賞 「サポーターをめぐる冒険」 中村慎太郎著 ころから刊 3: 名無しのSamurai 翻訳サッカー本大賞 「孤高の守護神 ゴールキーパー進化論」 ジョナサン・ウィルソン著/実川元子訳 白水社刊 4: 名無しのSamurai 読者賞 「通訳日記 ザックジャパン1397日の記録」 矢野大輔著 文藝
2014年シーズン・東京ヤクルトスワローズ全試合イラスト集、見参!異彩の美術家・ながさわたかひろ氏が世に送る魂の一冊 「プロ野球画報 東京ヤクルトスワローズ全試合」2014年12月15日(月)緊急発売「驚愕!イラストルーキー、デビュー戦で完全試合。」(高田文夫氏・コメント) この1冊を見ずして、2014年プロ野球、語るべからず!! 表紙データ ⓒぴあ 50試合目 交流戦 ⓒぴあ 70試合目 ⓒぴあ 2010年から、東京ヤクルトスワローズを描き続けてきた、美術家=ながさわたかひろ氏。 彼のスタイルは常に進化を遂げ、確実な昇華を果たし、1試合のハイライトシーンを、1枚に余す処なく描き収める作風で、ほとばしる躍動感・ダイナミックさの中に、繊細さ・息吹に溢れる作品は、まさに、現代最高峰のアート。 「描き記すことがチームの応援、戦力になる!」という情熱が突き動かす、毎試合描き続ける信念は、彼以外に、
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