仏東部のアルザス地方で見つかった人骨(2016年6月7日提供)。(c)AFP/INRAP / Michel Christen 【6月8日 AFP】仏研究所の考古学者らは7日、フランス東部のアルザス(Alsace)地方 で、6000年前に集団で虐殺されたとみられる人々の人骨を発見したことを明らかにした。虐殺は「勇猛な儀式主義の戦士たち」の手によって実行された可能性が高いという。 仏国立予防考古学研究所(INRAP)のチームは記者団に対し、仏東部ストラスブール(Strasbourg)郊外にある、穀物や他の食物を保存するために使われていた古代の「サイロ」300個のうちの1つで、10人の人骨が発見されたと述べた。 新石器時代のこれらの人々は、足、手、頭などに多数の傷を負い、無残な殺され方をしたことが見受けられる。 死体が積み重ねられていたことは、彼らが集団で殺害された後、サイロに投げ込まれたことを