Open Reel Ensembleは、旧式のオープンリールデッキと最新のコンピュータによる精密かつ大胆なライブパフォーマンスで、メディアアート界隈でも気鋭アーティスト集団として注目を集めている20代前半の5人組。リールの回転や動作を手やコンピュータで操作し、その場でテープに録音した音を用いながらアンサンブルで楽曲を奏でている。 また、彼らはライブパフォーマンスへの評価も高く結成からわずか3年ながら国内外のフェスに出演し世界中を熱狂させている。昨年は「第15回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門で大賞を獲得したサムスン電子のプロジェクト「SPACE BALLOON PROJECT」に音楽で参加し、同年10月には初となる音源作品「Tape to Tape」を5号オープンリールテープで限定発売していた。 初のCD作品となる今作には、高橋幸宏、やくしまるえつこ(相対性理論)、屋敷豪太、