このオペラには歌手やオーケストラは一切登場せず、代わりにVOCALOIDがアリアやレチタティーボを担当。キャラクターの映像を中心に、生身の人間が不在のまま進行する。 本作は映像およびキャラクターデザインをamazarashiのビデオクリップなどで注目を集める映像作家YKBX a.k.a Masaki Yokobe、舞台美術をOMAニューヨーク代表でもある建築家の重松象平が担当。また、渋谷慶一郎とのユニットATAK Dance Hallでも知られるevalaが劇場を包み込むダイナミックなサウンドプログラムとVOCALOID音声プログラムを手がけ、さらにVOCALOIDプログラミングのサポートとしてニコニコ動画で人気のピノキオPが参加する。 この公演は12月1日と2日に山口情報芸術センターYCAMで上演。これに先駆けて11月24日には同会場で、制作中の作品の発想やリアライゼーションに向けたアプ