子どもを出産したあと、「妻が愛情を示してくれない」、「結婚当初はこんなではなかったのに」。 そう感じている男性、いらっしゃるのではないでしょうか。 果たして結婚して子どもが生まれたあと、夫婦の愛情がどう変わるのか。 4年間にわたって300組近い夫婦を継続して調査した結果がこのほどまとまりました。 この結果から、愛情を保つ秘けつも探ってみます。 生活情報部の内田明香記者です。 調査は、民間の調査機関・ベネッセ次世代育成研究所が行いました。 対象になったのは全国の288組の夫婦で、「配偶者といると本当に愛していると実感する」割合を、妊娠中から子どもが2歳のときまで4年間にわたって調べたんです。 すると、妊娠中は夫も妻も「愛していると実感する」のは74.3%で、この時点では夫婦間に差はありませんでした。 ところが出産すると結果は一変します。 「夫を愛していると実感する」妻の割合