グリーとKDDIがディー・エヌ・エー(DeNA)に対し、11月21日に東京地裁に起こした訴訟の訴状(骨子)は以下の通り。 請求の趣旨 1.被告(DeNA)は、原告グリーに対し9億円及びこれに対する訴状送達日の翌日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。 2.被告は、原告KDDIに対し1億5000万円及びこれに対する訴状送達日の翌日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。 3.訴訟費用は被告の負担とする。 GREEのオープン化 グリーは自社開発ゲームのみを「GREE」で配信していたが、その後オープン化し、ソーシャルアプリプロバイダー(SAP)に対し、GREEを通じてソーシャルゲームの提供を開始させることにした。グリーは2010年6月29日(第1次リリース)、同年8月10日(第2次リリース)、同年9月中旬(第3次リリース)の3段階に分けて、段階的にオープン化を図る計画だった