タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (9)

  • 年収1500万円以上の30代男子の妻帯率は9割超えてるよ : 金融日記

    今日のメルマガのために統計資料の分析をしていたのですが、面白いグラフができたので、参考に載せておきます。 出所: 金融日記恋愛工学研究所 総務省が5年おきに実施している「就業構造基調査」の2002年データに基づいて、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が分析した「若者就業支援の現状と課題」と題する研究論文に面白いデータが載っています。 それによると、年収が1500万円以上の場合、25歳〜29歳の男の74%がすでに結婚しており、30歳〜34歳の場合はなんと90%がすでに結婚しているというのです。 それとは対照的に、女子の場合は、年収が低い人の婚姻率は非常に高く、年収が高くなるほど結婚していないことが分かります。年収が500万円程度だと、婚姻率は若干上がり、700万円〜800万円程度で婚姻率が下がっているところも面白いです。 恋にお稽古事に時間のゆとりがある才女の年収の限界が500万円ぐら

    年収1500万円以上の30代男子の妻帯率は9割超えてるよ : 金融日記
  • 知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記

    おかげさまで、僕のブログもそこそこ人気になり、も2冊出版されました。読者のみなさま大変ありがとうございます。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません この2冊のは実は金融・経済の教科書として、質的でむずかしいことがとても掘り下げられて書かれています。だから内容的にはかなり高度で、金融・経済の専門的な仕事をする入り口に立つというところまで到達できるはずです。また、金融・経済の専門家が全体を俯瞰するためのにもなっています。 内容は包括的で、実はかなり深いのです。「読みやすく簡単だった」とか、意地悪な人からは「全部知っている内容で新しくなかった」などというレビューがたくさん書かれていますが、この2冊の内容を当に理解できたら、それは金融・経済のまともな専門家と

    知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記
  • 僕はスティーブ・ジョブズが嫌いだ : 金融日記

    Appleを世界一の企業に育てたカリスマがとうとう逝った。健康不安がささやかれていたので、特に意外感はない。世界中で彼の死去を惜しみ、彼が成し遂げたことを賞賛する声が湧き上がっている。それほど彼が多くの人たちに愛されていたということだろう。 僕は実はスティーブ・ジョブズが嫌いだ。僕のような無名で大したことを何も成し遂げていないただのブロガーと、スティーブ・ジョブズのような世界最高といわれるカリスマ経営者を比べるのは、まったくもって失礼なことであるのだが、僕のやり方と彼のやり方がとても似ているのだ。それが僕が、スティーブ・ジョブズと彼が作ったAppleという世界一価値のある会社が嫌いな理由だ。そのやり方は、あざとくて、狡賢く、そしてとても強欲だ。 彼は人のアイデアを合法的に盗み出す天才だった。そして何よりアイデアを金に変えるビジネスの最後の部分に異常にこだわった。一言でいえば、彼と、そしてA

    僕はスティーブ・ジョブズが嫌いだ : 金融日記
  • 再生可能エネルギーの現実 : 金融日記

    最近は太陽光発電のような再生可能エネルギーへの注目が集まっています。ソーラーで原発を置き換える、と主張する政治家も出てきました。そこで今日はソーラーのような再生可能エネルギーの現在の状況を紹介したいと思います。 まず、世界のエネルギー消費のうち再生可能エネルギーの占める割合は現在1.3%ほどです。 出所: BP Statistical Review of World Energy, June 2011 再生可能エネルギーでもエタノールなどのバイオ燃料が半分ぐらいを占め、ソーラーは全体の約0.1%ほどになっています。風力が一番多くてエネルギー消費全体の0.7%ほどです。これで原発や化石燃料を当に置き換えていくことができるのでしょうか? 少々不安です。 この0.1%の中でのソーラーの国別の内訳ですけれど、なんと日はベスト3でかなりがんばっています。 出所: Renewables 2010

    再生可能エネルギーの現実 : 金融日記
  • 孫正義の秘密のアービトラージ : 金融日記

    僕は、孫正義という人物が不気味だった。一体何をしようとしているのか皆目見当がつかなかったからだ。原発事故以来、100万人以上のフォロワーを持ち、メディアでの露出も多い、孫正義は、執拗に放射能の恐怖を煽る言動を繰り返していた。それは客観的なデータで見る限り、科学的なものには、とても見えなかった。そして何より、彼のような著名人が放射能の恐怖を煽ることによって、一番の被害を受けるのは福島県民なのだ。福島県の農産物は風評被害で売れなくなった。また、孫正義をはじめとする、放射線に無知な著名人による発言は、福島県民に対する差別にさえ結びついてしまう。 確かに放射線は危険だ。ある一定量の放射線を一度に浴びると、体中の細胞のDNA(複製子)がずたずたに切断され、細胞分裂を正常にできなくなった体は、時間をかけて朽ち果てていく。原爆で放射線を体中に受けた人たち、そして、世界の核施設での偶発的な事故で被曝した人

    孫正義の秘密のアービトラージ : 金融日記
  • 経済を真剣に勉強したい人のための良書リスト : 金融日記

    この1,2年ぐらいの間に僕が読んで、とても良かった経済のをリストアップしておきます。 経済学の教科書 『クルーグマン ミクロ経済学』 ポール・クルーグマン 、 ロビン・ウェルス (東洋経済新報社) 『クルーグマン マクロ経済学』 ポール・クルーグマン 、 ロビン・ウェルス (東洋経済新報社) さすがにクルーグマンは文章がうまく、ついつい読みふけってしまいます。懇切丁寧な経済学の教科書です。 Economics, Paul R. Krugman, Robin Wells (W.H.Freeman) 原著を読みたい人はこちら。 Macroeconomics, N. Gregory Mankiw (Worth Publishers) こちらは日語訳がまだ出ていないようですが、マクロ経済学の非常にいい標準的な教科書です。極めて簡潔に大事なポイントがまとめられています。さすがマンキュー先生です。

    経済を真剣に勉強したい人のための良書リスト : 金融日記
  • マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと : 金融日記

    民主党政権の支持率が下げ止まらない。 最近の多くの調査で30%を切る危険水準に陥っている。 出所:時事ドットコム、時事通信社 しかし、これは見方によっては非常に皮肉なことではないか。 民主党政権は人気につながることなら何でもいうし、何でもやろうとする超ポピュリズム政権だ。 そこには長期的な日の国益のビジョンはまったくなく、つねに世論に阿り、マスコミに媚び、大きな票田を持つ利権団体には平身低頭で接する、徹底した大衆迎合だけが存在するのだ。 たとえばAとBという政策があったとき、民主党政権が気にすることは、どちらを選べばより支持率が上がり、より選挙に有利になるかということだけである。 しかし、今、国民からそっぽを向かれているのが、その民主党政権なのである。 このようなポピュリズム政権が、その意図とは裏腹に、どんどん人気を失っていくことはなんだかとても不思議だ。 しかし、実はこれは不思議でもな

    マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと : 金融日記
  • 東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ : 金融日記

    未曽有の大地震で、人々の寛容さが失われ二次災害が広がっているように思えます。特に僕が心を痛めたのはあるブログの記事でした。 ザ・商売人|Kozakai社長のアメブロ もうブログ体は消されてしまったのですが、大地震が起き、東京などで人々がペットボトルの水などの生活必需品をパニックのように買い漁っているときに、流通業に関わる社長が値段を上げたりしてうまく儲けた、というような話が書いてありました。 僕はこのブログに心を痛めたのではありません。猛烈な勢いでこの社長に汚い言葉を浴びせ、人格否定を繰り返す、大量のネットの住人を見て悲しかったのです。「人の弱みにつけ込む悪魔」「金の亡者」「便乗値上げして恥ずかしくないのか」さまざまな罵声が浴びせられました。ネットの住人はPCの前でしたり顔で評論する一方でほとんど何の仕事もしていませんでした。その点、この社長は必要なモノをそれを必要とする人に届けるという

    東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ : 金融日記
  • 2012年、日本は世界で最も洗練された自由市場経済の国に生まれ変わる : 金融日記

    最近はネットでも新聞でも日はもうダメだという論調が多いですね。 今の政治をみていればそのように思う気持ちもよくわかります。 また、平成22年度の予算案は戦後初めて新規国債の発行額が税収を上回り、このままでは近い将来にデフォルトかハイパーインフレによる財政破綻は避けられないのではないかと思われます。 しかし、経済学者や市場関係者の間では、この日のGDP比で200%を超えつつある政府債務が、いったいどのようなかたちで着地をするのかということに関して、実はあまり具体的なコンセンサスができていません。 池田信夫氏などはハイパーインフレといっていますが、竹中平蔵氏などは大増税の可能性を強調しています。 しかし、少なくとも現在のマーケットはハイパーインフレを織り込んではいません。 民主党政権の政策をみていたら、このペースでいけばあと5年ももたないと思われますが、日はまだまだ増税の余地があるのも事

    2012年、日本は世界で最も洗練された自由市場経済の国に生まれ変わる : 金融日記
  • 1