今読んでいる 『排除型社会』 の中に以下のような記述がある。 「人口の相当部分は、 フルタイムの仕事に就き、 確実にキャリアを積み、 安全な人生を歩んでいる。 そこは能力主義が保証された世界であり、 男女は平等な関係にあって、 カップルの両方が働いている。 安定した核家族が形成され、 労働時間は長く、 夫婦の収入はますます高くなっている。 職場と学校には能力主義が浸透し、 刑事司法制度には新古典派的な方法が定着している。 それは、 人々が信用調査や消費者調査によって格付けされた世界である (これこそなによりも重要な市場である)。 しかし、 それが優しく親切な世界であるのは表向きのことに過ぎない。 そこでは職場からレジャーの場にいたるまで、 社会統制の網がますます広がっており、 そのさりげなさはまるでディズニーランドのようである [Ericson and Carriere 1994]。 人生
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