馴染みやすいドメイン名、自身の最後の企業をAppleに売却した創設者、「マイノリティレポート」ばりの未来志向に近い哲学、4100万ドルのベンチャー資金を組み合わせると、何が得られるだろうか。それによって得られるのは、今はなきLalaの創設者であるBill Nguyen氏が米国時間3月23日夕方に発表した「iPhone」および「Android」向け写真共有アプリケーション「Color」のようなものかもしれない。 Colorでは、同アプリケーションを介して撮影した写真が、近接度に応じて共有される。マシンラーニングに基づく近接度によって、ユーザーのコンタクトリストが作成される。要するに、ユーザーは自分の周囲の人々がColorで撮影した写真をすべて見ることができる。スターバックスで2つ離れたテーブルに座っている人が撮影したColorの写真を見ることができるが、その人がキャラメルマキアートを飲み終え
Twitterはわれわれの常識を一変させた。今やっていることや思ったことを、すべてオープンにする。「ネットは危険」というこれまでの常識の中では成立しえなかったサービスだ。しかし実際にTwitterを使い、そのオープンさが新しい楽しさや価値を生むことに多くの人が気づいた。そしてネットは新しい時代に移行した。 同様に新しい時代を築くのではないかと期待されるサービスが登場した。「Color」と呼ばれるスマートフォンアプリだ。このアプリの登場で、シリコンバレーは久々にエキサイトしている。その様子は後述するとして、まずはアプリの機能を説明していこう。 簡単に言うと、写真共有サービス、もしくは写真版Twitterである。アプリを通じて写真を撮れば自動的にネット上にアップされる。「公開」「非公開」の設定はない。写真を撮ればすべてネット上に公開されるようになっている(ただしアップした写真をネット上から削除
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