先日、「AppleがMacのプロセッサを現行のIntelアーキテクチャからARMベースのものへ移行することを検討している」との噂を紹介したが、この噂に対して数多くの反論が上がっている。その理由としては、プラットフォーム移行とサポートにかかる労力は想像以上に厳しく、さらにARMコアを使ってXeonクラスのハイエンドプロセッサを設計するだけの能力がAppleにはない点が指摘されている。さらには先日の新製品で採用されたThunderboltの問題もあり、Appleが今後かなり長い期間にわたってx86を使い続けることになるというのが反論側の予測だ。 一連の反論の口火を切ったのは、Real World TechnologiesのDavid Kanter氏だ。同氏は、過去にAppleが2度のMacアーキテクチャ変更を行ったことを認めつつも、当時アーキテクチャ乗り換えを決心させたほどの動機や素地が現在の