ドイツのハンブルグで開催されたISC(International Supercomputing Conference)に合わせて恒例のTop500リストが更新され、理化学研究所(理研)と富士通が開発中の「京」スパコンが8.162PFlosで1位に輝いた。「1位じゃないとダメなんですか」発言もあったが、とにかく1位になったことは日本としては2002年から2004年に1位を占めた地球シミュレータ以来、久しぶりの快挙である。また、富士通としては1993年から1995年に1位を占めたNWT(Numerical Wind Tunnel:航空宇宙技術研究所の数値風洞)以来の1位である。 Top500 1位の賞状(出所:理研次世代スーパーコンピュータ開発実施本部のWebサイト) 表彰を受けた富士通の佐相副社長(左)と理研の渡辺プロジェクトリーダー(中央)。右端は主催者のMeuer教授(出所:理研次世代ス