これまで、任天堂の「Wii」や米Appleの「iPhone 3G」、世界初のAndroid搭載スマートフォン「T-Mobile G1」など、数々のデバイスをバラしてきた日経エレクトロニクス。その分解班が次のターゲットに選んだのは、Appleが2010年4月3日に米国で発売したタブレット型コンピュータ「iPad」だ。 米国から届いたiPadで、Webブラウザやメールソフト、Appleが提供する電子書籍アプリケーション「iBooks」などの各種アプリを一通り試した後、日経エレクトロニクス分解班はついにiPadの分解に取りかかる。iPhoneよりもはるかに大きく、接合にネジを使っていないきょう体を開けることに四苦八苦しながらも、ようやくこじ開けることに成功した。中を見られることを意識しているかのように、内部まで部品を黒で統一していることに驚きつつ、分解班はさらに個々の部品をバラしていく。そして、