ビジネスと映画は同じである。多くの人物が登場し,様々な行動をし,クライマックスへ向かっていく。営業担当者やプロジェクトマネジャは,自分が主役になれる,ビジネスのシナリオを1枚の紙にまとめ上げるべきである。そして,シナリオに沿って先手先手の活動を展開していく。重要な案件のシナリオ・チャートは必ず壁に張って,関連するメンバーの人たちと共有する。社内外の人たちがシナリオ通りに演じてこそ,ビジネスの勝利を勝ち取れる。 ビジネスは映画だ! 筆者はこう考えている。実際,ビジネス活動を振り返ってみると,一つひとつの出来事があたかも映画のワン・シーンのように感じられるものだ。年間の売り上げ目標,個別の競合案件での勝利,プロジェクトの成功裡のカット・オーバーといった目標があり,その目標を達成するために多彩な人たちが登場する。お客様では社長・役員・システム部門のマネジメントと担当者・利用部門のマネジメントと担
![第6回:ビジネス・シナリオを作ろう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)