2007年はAsteriskを取り巻く環境に大きな変化があった。大手企業がAsteriskを採用した製品を発売したり,Asteriskを自社のIP電話システムのサーバーとして使うユーザー企業が登場し始めるといった動きが挙げられる(関連記事1,関連記事2)。今年最後の本連載でAsteriskの2007年の動きを総括する。 本連載も2007年はこれが最後である。まずは今年もこの連載にお付き合い下さった読者の皆さんにお礼を申し上げたい。本連載が続いているのも読者の皆さんのおかげである。 まだまだ認知度が高いとは言い難いAsteriskだが,2007年も2006年に引き続き「手応え」は感じた年だった。特に今年は大手企業がAsteriskを採用した製品を発売したり(関連記事1,関連記事2),Asteriskの開発者であるマーク・スペンサー氏が来日するなど(インタビュー前編,後編),話題に事欠かない年
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