ヒットの理由を説明できない、「ガチャ」の舞台裏:水曜インタビュー劇場(主役公演)(1/7 ページ) 硬貨を入れてハンドルを回せば商品が出てくる「ガチャ(カプセルトイ)」――。子どものころに一度は遊んだことがあると思うが、最新のガチャ事情をご存じだろうか。 かつては駄菓子屋やスーパーの裏などにひっそりと置かれていたが、近年は駅や空港などでズラリと並ぶ。ガチャを前に、子どもだけでなく、大人も、そして外国人観光客も、お目当てのアイテムを手にするために群がる。こうした光景をみると、かつては「脇役」だったのに、いまは「主役」といった感じである。 国内のカプセルトイ市場をみると、2001年度は210億円だったのに対し、2015年度は316億円にまで成長している。ということは、ヒット商品が必ずあるはず。そこで、ガチャ事業を手掛けているタカラトミーアーツに聞いたところ「その質問に、お答えするのは難しいんで
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