5年くらい前に福岡に行った時に教えてもらって、初めて食べた時は衝撃でした。薬院の「かわ屋」のとり皮串。 その時まで、とり皮なんて焼き鳥の中でも最も眼中にありませんでした。だって、ぐにゃぐにゃしてて、いつまでたっても噛み切れなくて、味もなくて、とりあえず美味しくない食べ物だと思ってたから。 だからかわ屋のとり皮を初めて食べた時は、これまでのとり皮の概念を覆す体験が鮮烈で、まさに「マイとり皮イノベーション」が起きました。 外はカリッとしてて、噛むとジュワッと滲みだす脂に、甘辛いタレの味。噛めば噛むほど味わい深い。 何この食べ物!なんて病みつきになるのでしょう。ああ、ビールが合う。これぞ私が愛するB級中毒系フード! このとり皮串、柔らかい首の部分を串に巻き、6日間にわたり7〜8回も焼きこんで作るといいます。 1本1本とても手間暇のかかった、決して家庭では食べることのできない味。 1人5本から10