投稿日: 2018年3月26日 | 2018年漁期 シラスウナギ採捕量の減少について その8 ウナギに関わる業者と消費者の責任 はコメントを受け付けていません 2018年漁期 シラスウナギ採捕量の減少について その8 ウナギに関わる業者と消費者の責任 中央大学 海部健三 国際自然保護連合(IUCN) 種の保存委員会ウナギ属魚類専門家グループ 要約 ウナギの生産と流通に関わる種々の業界のうち、最も影響力が強いのは養殖業者である。このため、ウナギ問題に関する養殖業者の責任は大きい。 現在の養殖業者の一部には、シラス密漁への関与や黙認など、無責任な言動が見られる。将来20年、30年と現役を続ける世代が将来像を議論し、業界を牽引すべき。 消費者と直接関わる小売業者と蒲焼商は、養殖業者へ消費者の声を届ける役割を果たすことができる。 消費者の役割は、ウナギに関わる業界と政治に、ウナギの問題を解決す