4月17日、枝野経済産業相は、関西電力管内で計画停電の可能性があるとの認識を示した。1月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai) [東京 17日 ロイター] 枝野幸男経済産業相は17日の閣議後の会見で、関西電力<9503.T>管内で計画停電の可能性があるとの認識を示した。経産相は「計画停電の可能性は否定していない。少しでも不安があれば計画停電の計画を立てる」と語った。 焦点:信頼不在の大飯原発再稼働、政権の官僚依存が露呈 また資源エネルギー庁が示した需給見通しは政府のエネルギー・環境会議で外部の意見とも比較・検討する意向を明らかにした。 野田政権は関電の大飯原子力発電所3、4号機の再稼働は妥当とする判断を行ったが、枝野氏は「再稼働は地元、国民の理解が前提。現時点では理解を得ておらず、理解が得られるよう努力する」と語った上で、計画停電の可能性を示唆。「最大需要と最大供給の見通