今季限りで引退する桧山進次郎が13日、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージ広島戦の9回、代打で登場し、広島の抑え・ミコライオからライトスタンドに2ランを放った。 試合は初回、阪神が西岡剛の先頭打者弾で幸先よく先制するも、6回に広島のキラ、エルドレッドにタイムリーを許し逆転されると、その後は7回に梵英心、8回には代打・小窪哲也のタイムリーなどでリードを広げられた。 この結果、阪神は広島に連敗でCS敗退。現役最終打席となった桧山は「良い打ち方ができて正直びっくりするぐらい」と話し、「僕にも野球の神様がいた」と驚きを隠せない様子だった。 チームの敗退には「申し訳ない」と謝罪した桧山。「後輩に優勝を託して見守りたい」と来季の逆襲に期待した。 以下は試合後の桧山のコメント。 ――今日が最後の試合となってしまいましたが? 「チームとしては連敗してふがいないし、ファ