実質実効為替レート ■実質為替レート 2通貨間における自国通貨の相対的な価値[物価を反映させた実質的な価値]の増減を表す指標。100が基準で、それ以上は通貨価値の増加[増価]、それ以下は通貨価値の減少[減価]を表します。 実質為替レート =(現在の外貨建名目為替レート/基準年の外貨建名目為替レート) ×(相手国の現在の物価指数[基準年=100] /自国の現在の物価指数[基準年=100])×100 ※外貨建為替レート:自国通貨1単位に対する外貨の価格(1円=0.01ドル) (参考)1. 「実効為替レート(名目・実質)」の基本的な考え方-日本銀行 ケース)名目為替レートの円高だけ進行 基準年の為替レート:1ドル=100円⇒1円=0.01ドル 現在の為替レート:1ドル=90円⇒1円≒0.011ドル ←円高 日本の現在の物価指数[基準年=100]=100 米国の現在の物価指数[基準年=100]=1