女優の酒井法子容疑者(38)が覚せい剤所持で逮捕されるなど芸能人の薬物事件の続発を受け、安藤隆春警察庁長官は20日の記者会見で、「この際、関係者は芸能界から薬物を一掃するよう再発防止に真剣に取り組んでもらいたい」と述べた。 その上で「警察は必要な支援をする用意がある」としており、警視庁などが今後、芸能プロなどに働き掛けていくという。 安藤長官は「芸能人による薬物事件は社会に与える影響が大きく、特に青少年への悪影響が懸念される」と指摘。「芸能界の取り組みが、社会全体の薬物乱用防止を推進する力になる」と話した。 【関連ニュース】 ・ 【特集】衝撃 酒井法子容疑者逮捕 ・ 〔用語解説〕「MDMA」 ・ 覚せい剤購入代金を貸与=全国初、ほう助容疑 ・ 元落語家を逮捕=覚せい剤使用の疑い ・ 使用で高相容疑者追送検=覚せい剤取締法違反