東京都の国分寺駅北口の再開発事業で、“ツインタワー”の建設工事が2月中旬にほぼ終わり、4月1日の開業に向けた準備が本格化する。 1990年の都市計画決定から四半世紀余りの事業の完成によって、国分寺市の新しい玄関口が誕生する。 ツインタワーは、国分寺市が施行者となり、住友不動産(新宿区)が建設。36階建ての西タワーは高さ135メートル、35階建ての東タワーは125メートルある。 駅の改札口を出て、西タワーを貫く幅12メートルの通路を抜けると、バスターミナルやタクシー乗り場のある交通広場に出られるようになる計画だ。 この通路の両側には、飲食やアパレル、雑貨店などが出店するショッピングセンター「ミーツ国分寺」(1~4階)などが入り、買い物客の利便性が向上する。 5階には、国分寺市が公益フロア「cocobunji(ココブンジ)プラザ」を開設。最大座席数260席のホールや、30席のセミナールームを有