ブックマーク / zenn.dev/pdfractal (4)

  • 00年代のIT業界最大のバズワード「XML」は現在どうなったのか?

    はじめに 2000年代のIT業界で最大級のバズワードを一つ挙げるなら、XMLは間違いなく有力候補です。UML、SOAP、WSDL、MDA、Ajax、Webサービス、エンタープライズJava、.NET、Office文書形式、各種設定ファイルまで、当時のXMLは単なるデータ形式ではなく、あらゆるものをつなぐ共通中間表現として語られていました。現在の目から見ると過剰な熱狂にも見えますが、当時は気で「XMLでデータ交換も設計も業務連携も統一される」と考えられていたのです。 しかし2020年代の現在、日常の新規Web APIでXMLを積極的に選ぶ場面はかなり減りました。多くの開発者にとって、軽量なデータ交換はJSON、設定はYAMLやTOMLという感じになっています。Ajaxという名前にXMLが入っているにもかかわらず、実際のWeb開発ではJavaScriptと相性のよいJSONが主役になったこと

    00年代のIT業界最大のバズワード「XML」は現在どうなったのか?
    tech0403
    tech0403 2026/05/11
    Reactで採用されてるJSXはXMLの技術なんだが。フロントエンジニアではないんだろうけど、ひと言も言及しないのは流石にどうかと思う。15年くらい前だったらいい記事になったかもね。
  • なぜ、Claude CodeのせいでIT業界はアニメ業界みたいになったのか?

    はじめに Claude CodeやCodexの登場によって、IT業界の開発現場は、単に「プログラミングが速くなった」だけでは説明できない構造変化を起こしています。重要なのは、AIが優秀なプログラマーを完全に代替したことではありません。むしろ、AIによって大量の「それっぽいコード」が短時間で返ってくるようになり、熟練者がそれを監修する構造が強まったことです。 これは、アニメ業界における動画、第二原画、外注、作画監督、チーフ原画マンの関係にかなり近いものです。アニメ業界では、すべての絵をトップアニメーターが一枚ずつ描くわけではありません。大量の作業は外部や若手に渡され、返ってきたものを作画監督やチーフ原画マンが直し、全体の品質を揃えます。 IT業界では、従来この構造が成立しにくいものでした。なぜなら、プログラマーの力量差が大きすぎて、外に投げたコードが「直せば使える素材」として返ってくる保証が

    なぜ、Claude CodeのせいでIT業界はアニメ業界みたいになったのか?
    tech0403
    tech0403 2026/05/09
  • なぜ、2000年代には巷で耳にした「UML」を現在では全く耳にしないのか?

    はじめに 2000年代の開発現場では、UML という語は一種の共通語でした。オブジェクト指向を語るならUMLを知っていて当然だとされ、書籍も研修もツールも、その前提で組まれていました。しかし現在、日常会話の中で「UMLを描こう」と言う場面は激減し、代わりにMermaid(軽量な図記述ツール)やPlantUML(テキスト記述からUML図を生成するツール)で必要な図だけを書くという言い方が普通になっています。この落差は、単なる流行語の交代ではありません。設計の正をどこに置くのかという、開発の重心そのものが移った結果です。 稿はラショナル起源の重いUML と、ファウラーが後から整理した 軽いUML と、2010年代以降の 高速な開発環境 が、どのようにぶつかったのかということを語ります。結論を先取りすれば、消えたのは図そのものではなく、UMLという名称に付着していた制度と商売でした。そして残

    なぜ、2000年代には巷で耳にした「UML」を現在では全く耳にしないのか?
    tech0403
    tech0403 2026/04/25
  • なぜ、「2020年代はオブジェクト指向が衰退した」という嘘の印象を持つエンジニアが多いのか?

    はじめに 「2020年代はオブジェクト指向が衰退した」という言い方は、事実の一部だけを見て全体に拡張した見方です。実際に弱くなったのは、深い継承ツリーやUMLの完全記述、XMLやSOAPと結びついた重い企業開発の作法であって、オブジェクト指向の中核そのものではありません。 むしろ2020年代の主流言語や設計実践は、オブジェクト指向を否定する方向ではなく蒸留する方向に進みました。Goはinterfaceを暗黙実装にし、TypeScriptは構造的部分型を採用し、Swiftはプロトコル合成を前面に出し、Rustはtraitとトレイトオブジェクトで共有振る舞いと多相性を扱います。共通しているのは、固定的な階層より役割と合成を重視することです。 ところが現場で見えやすく弱くなったものが、ちょうど2000年代に「オブジェクト指向らしさ」の看板になっていました。そのため、看板が外れると建物まで消えたよ

    なぜ、「2020年代はオブジェクト指向が衰退した」という嘘の印象を持つエンジニアが多いのか?
    tech0403
    tech0403 2026/03/10
  • 1