海外のドキュメンタリー番組は映像に陰影がある。 特にインタビューシーンだ。広いがらんとした部屋の中央にソファがあり、ゆったりと話している。 それで過去のできごとをジョークを交えて語ったりする。憧れる。 YouTubeで「インタビューライティング」で検索するとハウツー動画がごろごろ出てくるのでみなかっこいい映像にするために工夫していることがわかる。 おもしろそうだ。僕もやってみたいぞ。
![インタビュー映像のかっこよさを盛っていく](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/97a73cecc18f9d1d43c0ce4d25b1c79229500137/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdailyportalz.jp%2Fapplication%2Ffiles%2F7517%2F1749%2F6500%2Ftop02.jpg)
どうやら同年代の人たちの字は年齢とともに変化しているらしい、ということに大学生の時に気付いた。そしてそれは社会人になってから確信に変わった。 同僚から渡される引継ぎのメモ、取引先への郵送物の宛名、ホワイトボードに書かれた議事録。 大人が書く字は大人の字。大人による大人っぽい要素で構成されたスーパー大人空間こと会社で流通する字の、なんと大人なこと。 一人ひとりに指差ししながら言ってやりたい。 字がきれい、字がきれい、字がきれい。ひとつ飛ばして字がきれい。 もちろん飛ばされたひとつというのは、わたしのことである。 周りの大人(同年代)の書く字が軒並み大人っぽいことに気付いたときの感覚、これは知らぬ間に周りの女子たちが毛髪を整え化粧をしていることに気付いたときのそれに近い。 こういう時、「なんで自分はそっち側じゃないんスか?!?」と思うが、誰も加齢とともに自動的に瞼がキラキラになるとか字がきれい
たとえば芸能人が知り合いの舞台を見に行った写真をブログに載せるとき、出演者である知り合いに小さくハの字を作るポーズをやる。あれはなんだ。 世の中いろいろなメディアがあり、その数だけ特集がある。月刊鉄道誌なら近鉄特集だとか、農業誌のズッキーニ特集だとか。今日のデイリーポータルZは特集!芸能人がよくやるあのハの字のポーズである。
日本の労働者が月〜土曜日まで働いていた頃、子どもたちも月〜土で学校に通っていました。ただし、土曜日だけは「半ドン」! 午前中で学校は終わり、午後はフリーダムだったのです。 学校がある日だけど、メチャクチャ遊べる「半ドン」は完全休みの日曜日以上にワクワクしました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:AIが作った存在しない珍スポットの面白おじさんにインタビューしよう > 個人サイト Web人生
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:さわやかを待っている間にまじでさわやかに行く これははげます会のPR記事です。 デイリーポータルZには「はげます会」というサービスがある。はげます会限定のオリジナルコンテンツやサイト運営の内情、ウェブマスター林さんと営業担当の安藤さんの日記が見られる。 そして、最近追加されたのが、広告の非表示機能だ。最近と書いたが2022年の6月のことだった。半年前か。時間の経過は早いものである。 はげます会にログインした状態だと、広告が表示されなくなり、快適に記事が読める。あとお金持ちになれるし、好きなあの子が振りむいてくれるようになります。 ふつうはこのあたりに広告が入る(「広告非表示機能ができました(はげます会向け)」よ
カルガモの赤ちゃんが初めて見た生き物を親だと認識するように、私は人生で初めて読んだギャグ漫画である「奇面組」のことを、この世で最も面白いギャグ漫画だと思い続けている。 (※奇面組(漫画)は「3年奇面組」「ハイスクール奇面組」「フラッシュ奇面組」「帰ってきたハイスクール!奇面組」の4シリーズがありますが、本記事ではそれら4つをまとめて「奇面組」と呼ばせていただきます。) ところで、奇面組といえばこの2頭身デフォルメだ。 ※「ハイスクール!奇面組 9巻 p.167/新沢基栄」(集英社)より引用 この2頭身、何かを思い出しませんか? そう、キューピー人形ですね。ということで、今回はキューピー人形で漫画「奇面組」の人々を作っていきます。 まずは主人公である零くんを作っていこうと思ったのだが、とりあえず奇面組をご存じない方のために零くんがどのような髪形をしているのか見ていただきたい。 ※「3年奇面組
レストランで出てくる皿に盛られたライス、どうやって食べていますか? フォークやスプーンでわしわしかっこんだり、場合によっては箸を使ったりしているんじゃないかと思いますが……。ボクら昭和世代の子ども時代には、ナイフとフォークを器用に使って、変な食べ方をしていました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:お絵かきAIしりとり > 個人サイト Web人生 女王の食べ方だったようです 今調べたところ、バナナの食べ方に関しては、イギリスの故・エリザベス女王がナイフとフォークを使って食べていたという情報が出てきました。群
変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めて本にした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:ブラジルで人気の日本人ラッパーに聞く、現地で有名になった方法 > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ バケツビリヤニ まずビリヤニはインドで気軽に食べられる料理だといいたい。 なぜこんなことを言うかというと、ナン・カレーセットに出てくるふかふかのナンはインドで見ることはあまりないからである。 対してビリヤニはどうかというと、インドでビリヤニを出す店どころかビリヤニ専門店も多くあり、このビリヤニがどこに行っても量がすごく多いのである。 インドで食べたビリヤニ屋のひとつ。 皿で食べてもいいがインド人は葉の上に一度おいて右手で食べていた。 バケツに詰め込んだビリヤニも売られている。量が
最近の公園には、ポップでかわいらしいデザインの遊具が増えています。おそらく安全対策もバッチリされているんだろうなぁ〜という、親御さんも安心な設計なんでしょう。 一方、昭和の時代の公園には、鉄やタイヤで無骨に作られた、どうやって遊ぶんだかよくわからず、安全対策もされているんだかされていないんだかな、荒くれた遊具がいっぱいありました。子どもたちは日々、危険と隣り合わせで遊んでいたのです!? 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:レーサー遅四駆大会! > 個人サイト Web人生 結局、子どもは危ない遊び方を見つけ出し
ある日突然自信がなくなった。この月見そばの食べ方って正しいんだろうか? いきなり丸飲みするものだったらどうしようか。全部かき混ぜるべきものなんだろうか。 人は自転車の乗り方を忘れないものだが、月見そばの食べ方がわからなくなることがある。230人アンケートと駅そばチェーンしぶそばの人に聞いた。 もっとうまい食べ方があるんじゃないか? わからなくなってきました。ある日突然月見そばの食べ方がわからなくなってきました。言いたいことはわかる。そんなもの好きに食べたらいい、もちろんそうだ。 トイレで考えてみよう。好きに用を足せばいいが、便座の上に仁王立ちなんてしていたら「それは話が別ですよ」となりはしないか。言ってあげたい。「もっとうまいやり方があるんですよ」と。 うまいやり方? いや、そもそもこの食べ方はどれくらい正しいのだろうか。 そんな私の食べ方とは①中盤あたりから②黄身を突き破って、麺を食す間
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜入団会見する催眠にかけられた人 テレビ売り場で流れているデモ動画が変 電気屋さんのテレビ売り場を通りかかったら、大きなテレビにこんな様子が映っていた。 『鉄琴をひっくり返したような物体の上にどっちも下半身になったボウリングのピンが浮かんでいて、鉄琴のパイプの部分が波打つように伸びたり縮んだりしていて、それに合わせてボウリングのピンが回転している』 文字で言われてもさっぱり分からないと思う。正解はこちらです。 デモ動画である。賑やかなテレビ売り場の中、これを見ている間だけ周りが静かだった。 こういう滑らかな動きを繰り返す置物ってあるとなんとなく見ちゃうが、テレビ売り場で高画質で流れていると独特
変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めて本にした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:ベトナムのすごい電柱を鑑賞する(デジタルリマスター) > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ だいまんぞくコクふかいあじわい。そして おいしいまんぷくになるいいにおいだ。完璧すぎる! づぼらやっぽい絵には「うまみ」と書かれていた。 さらに日本語が充満する店内 美味しさが口いっぱいに広がるとはよくいうが 独特な日本語が視界いっぱいに広がるレストランというのはそうそうない。 例えるなら外国人が描くサイバー日本のような、そんな世界がKIYOKOの店内で広がっていた。 ここにあった。快楽の部屋であり、超幸せな東京の夜が。 天上、いや天井には「コクがある」「コクふかいあじわい」とあり、奥の
コンプライアンスやら、プライバシーやらがだいぶ厳しくなった令和時代。おっさんが小学校の前をウロウロしているだけで通報されかねません。 しかし昭和の時代はその辺がユルユルで、知らないおっさんがウロウロしているどころか、勝手に校庭に入ってきたり、校門の前で商売をしたり、今考えるとだいぶヤバイことが日常的に行われていました。 あのおっさん、何だったんでしょうね? ※画像をクリックすると拡大します。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:アンパンマンの頭は13万キロカロリー > 個人サイト Web人生 あれ、誰が買って
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:教室みたいなスピーカーを部屋につけてチャイムを鳴らすと最高 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr こんな写真を作ってみた この記事で作り出すのがどんな写真か、最初に完成形を見てもらおう。 人が行き交う駅の改札前 石垣を這うツタ よく晴れた日の川面 苔むす雑木林 これらの写真の特徴は、「8色」しか使ってないという点である。しかも任意の8色ではなく、どれも同じ8色(黒、白、赤、青、緑、水色、紫、黄色)だけで出来ている。 ドット絵のように見えて写実的でもあり、いまにもチープな音楽が聞こえてきそうな、心揺さぶる写真に仕上がった。ブラウン管モニタに映してじっくり鑑賞してみたい衝動に
変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めて本にした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:ベトナムの街路樹コレクション(デジタルリマスター) > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ 値段は40クルゼイロス。地方定価43クルゼイロスとあるが、おそらくブラジル日本人移民が多いサンパウロが40クルゼイロスでそれ以外が43クルゼイロスだと思われる。 50年近く前のブラジルの日本人移民向け雑誌 1975年頃の雑誌というだけでも面白いのに、さらに地球の裏側の日本の移民がブラジルで発刊していた日本語雑誌であり、二重で面白い。面白いに決まってる。 当時30歳の人が記事や漫画を書いていても、今では75歳ということになる。 いったいどんな内容なのだろうとページを開いていく。 今の雑誌と同
大阪観光は数あれど、圧倒されるならここ 道頓堀、大阪城、通天閣…大阪観光メジャースポットももちろん楽しいだろうが、そこに圧倒されるだろうか。道頓堀のグリコの看板に圧倒される人がいたらちょっぴり悲しい気持ちになってしまわないだろうか。 そこで国立民族学博物館である そこで国立民族学博物館である。確実に圧倒されるはずだ。とにかくその"文化"のボリュームにである。 日本コーナー、このボリュームが全世界で繰り返される 世界の文化は歳を重ねるにつれおもしろくなるぞ 世界の文化が大ボリュームで展示されている。それがどうしたんだ?と思う方もいるかもしれない。 わかる。大学生の頃にみんぱくを訪れた私も「あるなあ」程度に思っていたのだが、これが歳を重ねるにつれどんどんおもしろくなっていくのである。 「これで暮らしてるのか!」「こんなものどうやって考えついたんだ!」「なんでこんな模様になるんだ…!!」などなど
1995年、海の近く生まれ。映画と動物とバーベキューが好きです。オレンジジュースを飲んでいたコップに麦茶を注いでもらう時でも「コップこのままでいいよー!」と言えます。 前の記事:ルーズソックス風パンツを作りたい > 個人サイト たびっこ動物 ピンクの不織布マスク ピンク色のマスクは顔の血色がよく見えるとのことで、私の職場で流行っている。 それに便乗して買ってみたもののサイズを間違えてしまったのだ。それにつけてみたら自分の顔色にピンクがどうも似合わない。見慣れてないからだと思ったけど、数日後にもう一回つけたときに悟った。 余らせてしまった不織布マスク50枚。 そんなわけで、別のマスクを買ったのでこのマスクのやり場に困ってしまった。そこで服にしようと思い立ったのだ。 マスクで服を作るなら、マスクの特徴を活かしたい。 よく見ると、マスクは特徴的な形をしていることに改めて気づく。 ジャバラのように
富岡製糸場からも近い群馬県の定番お出かけスポット「群馬サファリパーク」。 サファリパークといえば当然、クルマに乗って動物を見るところ……と思われがちですが、「群馬サファリパーク」は必ずしも動物を見なくても楽しめるスポットなんです。 どうやら、ゲームコーナーや遊園地のライド系遊具がすごいらしくて……。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:日本初代・iPhone3Gを発掘したら思った以上に何もできなかった > 個人サイト Web人生 温泉の近くには珍スポットがある理論 普通だったら、1時間に1人も入って来ないよう
「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:あたかも欽ちゃんの仮装大賞! > 個人サイト 日本海ぱんく通信 ヘリコプターを使わなければいい ヘリコプターで逃げ去るシーンのイメージ ヘリコプターで逃げ去るシーンの撮影において、何が危険で、何にコストがかかるかと言えば、ヘリコプターにである。 だったら、はじめっからヘリコプターを使わなければいいのだ。 そこで考えたのがコチラ! 図解:ヘリコプターで逃げ去るように見えるはしご ごらんのように、てっぺんにおもちゃのヘリコプターを付けたトリックアート的なはしごを用いて撮影すれば、ヘリで逃げ去るようにみえるという寸法である。 ヘリで逃げ去るように見えるはしごの作り方 作りかたはこうだ。 棒を三本用意する(画像は二本だが) そのうち二本の棒
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