コナジラミは、特にタバココナジラミがトマト黄化葉巻病ウイルスを媒介することから、施設農家の中では大変有名な、非常に厄介な害虫です。ここではコナジラミとはどういう虫なのか、その特性と、コナジラミを駆除、防除するための農薬について解説します。 そもそも、コナジラミはどういう害虫? コナジラミとは? コナジラミはカメムシ目に属する白い外見の昆虫です。1500種以上と非常に多くの種類が存在します。大きさは一般に、タバココナジラミが1mm前後、オンシツコナジラミが1〜2mmほどで、大きな翅があり、粉状の蝋質で覆われています。 コナジラミは葉の裏に産卵し、1齢幼虫から4齢幼虫を経て蛹になり、成虫になります。 タバココナジラミ©病害虫被害画像データベース クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/ 育苗