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2006年8月16日のブックマーク (1件)

  • 日本人論 - アケガタ

    書きなぐり。近代化の過程で、日海外植民地を手に入れた。それは大日帝国が名実ともに帝国*1になった瞬間だったが、同時にせっかく均質化してきた国内の統合度が低下することを意味した。このために内地と外地の区別が生まれ、台湾と朝鮮には総督府が置かれた。総督府には一国の政府に匹敵する権限が与えられ、適用される法律も違っていた。異なるといえば明治政府成立時の日も相当に異なれるものの集合体であり、それを統一するのが近代化の目標の一つだった。方言の排除と標準語の普及などもその文脈にある(というか中心である)。しかし明治初期の統一事業と植民地の帝国編入で異なるのは、それが民族的同質性を強調することによって包摂できるものではなかった点である。厳密に言えば琉球および蝦夷地のアイヌ民族も民族的同質性で言えば異民族といって差し支えないが、両者は近代日誕生以前にすでに大和民族に服属させられており、長く清の支