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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Tez (4)

  • スタハーノフをお手本にしたがる社会 - アケガタ

    スタハーノフはソ連の炭鉱労働者で、実在した人物である*1。彼は優れた技能でノルマの3,4倍の仕事をこなした。ソ連政府は彼を模範的労働者として称え、全ての労働者は彼を見習うべきだと宣伝した。スタハーノフ運動とは、1930年代に彼の名を冠して行われた一大労働強化キャンペーンのことである。当時のソ連は工業化を目指していたが、近代化が遅れていたロシア帝国の地盤を引き継いだソ連もまた、設定した目標に現実の経済成長が追いつかなかった。それを労働者により多くの負担をかけることで実現しようとしたのがスタハーノフ運動であった。似たような労働強化キャンペーンは休日返上で働くなどの形でそれまでも行われていた。ソ連はもう滅んだのだが、どういうわけか我が国にはスタハーノフ運動が生き残っている。長時間の残業を強いられる人。そればかりかサービス残業を強いられる人。サービス残業をしないと査定が下がる事実。福祉予算を抑制し

  • 「そんな政治家を選んだのはあなた」って発言は微妙 - アケガタ

    見たい!だけではアンテナでわざわざ来ちゃった人に悪い気もするので小ネタ。民主案に「賛成」:森、小泉氏、ダイエット論議に熱中し 26日の衆院会議で、自民党の森喜朗元首相と小泉純一郎前首相がダイエット論議に熱中のあまり、民主党提出法案に「賛成」してしまうハプニングがあった。民主党議員から「ありがとう」との声が飛ぶ一方、与党席には苦笑いが広がった。 両氏は隣同士で議場最後列に陣取る。「体重が100キロを切った」と森氏が今年始めから取り組んだダイエットの成果を披露したところ、小泉氏は「私は初めて60キロを超えた。森さんの肉がこっちに来た」と応じた。 2人で笑い合っていたところ、河野洋平衆院議長が採決を宣言。2人は政府案と勘違いしてあわてて起立したが、実は政府提出の雇用対策法改正案に対する民主党の対案だった。 衆院事務局によると、起立採決は事前に会派としての賛否を決めるため、記録上は自民党は民主案

    tei_wa1421
    tei_wa1421 2007/05/06
    民主主義とか国家という物についての知識をまともに身に付ける機会がせいぜい田中芳樹ぐらいしか無いのが問題なんだろうな。。。
  • 日本人論 - アケガタ

    書きなぐり。近代化の過程で、日海外植民地を手に入れた。それは大日帝国が名実ともに帝国*1になった瞬間だったが、同時にせっかく均質化してきた国内の統合度が低下することを意味した。このために内地と外地の区別が生まれ、台湾と朝鮮には総督府が置かれた。総督府には一国の政府に匹敵する権限が与えられ、適用される法律も違っていた。異なるといえば明治政府成立時の日も相当に異なれるものの集合体であり、それを統一するのが近代化の目標の一つだった。方言の排除と標準語の普及などもその文脈にある(というか中心である)。しかし明治初期の統一事業と植民地の帝国編入で異なるのは、それが民族的同質性を強調することによって包摂できるものではなかった点である。厳密に言えば琉球および蝦夷地のアイヌ民族も民族的同質性で言えば異民族といって差し支えないが、両者は近代日誕生以前にすでに大和民族に服属させられており、長く清の支

  • すごいすごい - アケガタ

    ちょいと遅いが。びぃぶろぐ尼崎市職員杉山富昭のブログ。お前ら、わが豊葦原瑞穂国の言論の自由はすばらしいよ!脳内革命裁判所は死刑判決を出したが、執行前に脳内サン=ジュストと脳内ロベスピエールが内ゲバを始めたのそれどころではなくなった。脳内ダントン、逃げて!そもそも恐怖政治は費用対効果がよくない。 しょうがないので言説を褒めまくることにした。だって私たちは、自己決定に基づいて自己責任において再帰的に頑張ることを強要しあいながらキャリアアップを果たして自己実現を図る素晴らしい社会に住んでいるのだから。貧乏人は死ぬか貧乏をやめろ!さすれば貧困問題は「最終的解決」にいたろう。北九州方式がなぜ支持されるべきかについては、以前にも書いたように、現行生活保護法が国賊法と化しているからです。怠けて怠けて怠け続けた人生を送ってきた者が最後の最後に自分の人生にケジメをつけるならともかく、よりによって公金にたかる

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