中国初の災害対策衛星、8月に打ち上げ 2008年6月6日 「今年8月に、中国初の災害対策用小型衛星を打ち上げる予定だ。まずは3機で構成し、最終的には8機からなる衛星群を作る。国家災害対策委員会はこれを利用して、宇宙・空中・地上が一体となった災害監視・事前警告・評価システムを構築する。そうなれば、災害対策のための情報収集や技術支援はよりタイムリーに行えるようになる」。民政部国家災害対策センター衛星リモートセンシング部の范一大主任は、記者にこう語った。 5月中旬時点で、民政部国家災害対策センター衛星リモートセンシング部は、すでに19機の衛星が撮影した317カットの被災地画像データを受け取っている。19機のうち中国の衛星は6機で、ほかは、日本、イタリア、インドネシア、ベルギー、米国などのものだ。 これらの衛星写真を使って、ブン川県の被災状況の分析を急いでいる。 衛星データの入手 5月12日、ブ