東京株式市場は、外国為替市場やアジアの株式市場の動向をにらんで売り買いが交錯し、株価が乱高下する展開となり、日経平均株価は400円近く値下がりして1万6000円近くまで下落しました。株価はこれで、ことしに入って3000円以上値下がりしたことになります。 しかし、その後は中国・上海などアジアの株式市場で株価が軒並み下落したことや、円相場が円高ドル安方向に戻ったことを受けて、全面安に転じるなど荒い値動きになりました。 結局、日経平均株価の21日の終値は20日より398円93銭安い1万6017円26銭となりました。東証株価指数=トピックスも、37.48下がって1301.49でした。1日の出来高は31億8594万株でした。 中国経済の減速への懸念や原油安を背景に、日経平均株価はこれで、ことしに入って3000円余り値下がりしたことになり、年明け以降株価が値上がりしたのは、僅か2日にとどまっています。