――映画『ゆるキャン△』の制作については、2018年10月に開催されたイベントの中でサプライズ発表されました。同時に、TVシリーズの続編(『ゆるキャン△ SEASON2』、以下、SEASON2)とショートアニメ『へやキャン△』(京極はスーパーバイザーとして参加)の制作も発表されましたが、京極監督へのオファーもすべて同時だったのですか? 京極 はい。第1作目の放送が終わって少ししてから、3本まとめてお話を聞き、「そんなに作るんですか!?」とすごく驚きました(笑)。ただ、TVシリーズとは違う「映画」という形で『ゆるキャン△』を映像化すれば、また新しいお客さんに届く予感がしたし、チャレンジする価値があると思い、お引き受けしました。 ――連載中の原作をベースにしたTVシリーズとは異なり、オリジナルストーリーを描くという方針は、早い段階で固まっていたのですか? 京極 制作が決まった時点では『SEAS
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