ゲーム大手、コナミホールディングスからの人材流出が止まらない。スマートフォン(スマホ)ゲームでヒットを連発する一方、人気作を制作してきた優秀なクリエーターが次々に去って行く。業績改善の裏で、カリスマ創業者が築き上げた「王国」に強い遠心力が働いている。人気クリエーターへの書簡「あなたは当社の評判を不当におとしめている」――。昨年秋、コナミは一通の書簡を発送した。宛名は小島秀夫。コナミの人気ゲー
【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アップルの開発者向けイベント「世界開発者会議(WWDC)」が5日、開幕した。初日の基調講演で地味だが重要な発表だったのがブラウザーの高速化だ。アプリ市場のデザイン全面刷新とあわせてみると、アップルがドル箱のアプリ市場に「時限爆弾」を抱えていることを改めて浮き彫りにしている。アップルが支配するアプリ市場を経由せずソフトを使いやすくする技術が台頭しており、フェイスブッ
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、『BotW』)が発売されて、既に3ヶ月程度の時が経った。これだけの時間が経てば、既にクリアした人も多いだろう。だが、このゲームを遊び尽くしたと思える人は一体どれほどいるだろうか? (画像は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の公式サイトより) かくいう僕自身、100時間以上遊んで既にクリアはしたものの、その後に表示される達成率は20%程度。さらに継続して遊んでいるものの、いまだに30%すら超えていない。そんなまだまだ『BotW』ビギナーな自分だが、先に結論から言わせてもらおう。 『BotW』は僕にとってオールタイムベストの一本だ。 これまで自分のオールタイムベストは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の二本が双璧だった。しかし、遂にこの両方を完全に超える一本が現れてしまった。まさか30年以上の歴史
個人開発者Andrew Sampson氏が手がける「Rainway」が今にわかに注目を集めている。「Rainway」は、ストリーミングを利用することで、PCゲームがさまざまなデバイスで遊べるようになるというアプリだ。今年3月に開発中であることが明かされていたが、Xbox OneやNintendo Switchにも対応すると発表されたことで、さらに注目度が高まっている。現在対応が発表されているプラットフォームは、Windows/Linux/Mac/iOS/Android/Xbox One/Nintendo Switchとなっている。 Rainway公式サイトによると、ベースとなるPCのGPUがDirectX 11に対応していれば利用できるという。利用は無料。コントローラーはさまざまなものに対応するほか、バーチャルパッドも用意されるようだ。ネットワーク設定などもアプリ側で調整されるとのこと。ま
さて、今回そんな新作を含む「ゼルダ」シリーズを聞くのは、『時のオカリナ』以降のシリーズに大きく関わり、その“生みの親”とも言える宮本茂氏から引き継ぐ形で、近作のプロデューサーを務めてきた青沼英二氏だ。一方、その対談相手を務めるのは、やはり「ドラクエ」シリーズを堀井雄二氏から引き継ぐ形で担い、『VIII』以降の作品でディレクターを務め、現在はスマホゲーム『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』を手がけるスクウェア・エニックスの藤澤仁氏。氏は一人のクリエイターとして、かねてより青沼氏に会って尋ねてみたかったことがあるという。 宮本茂と堀井雄二、ゼルダとドラクエ。ゲーム史の偉大な「天才」から人気シリーズを継承した二人が、互いに交わし合った言葉とは――。雪の降りしきる京都で新作の興奮冷めやらぬ中、対談はシリーズを受け継ぐものの苦悩に始まり、任天堂の物作りの「神髄」が垣間見
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「嘘だッ!!!」 ぎゃあーーーーっ!! いやー面白怖かったですよね、「ひぐらしのなく頃に」。ゼロ年代を代表する大ヒットホラーゲームとして話題をかっさらいました。 そもそも「ゲーム」と呼んでいいのか議論が分かれる、選択肢無しの一本道シナリオ。手がグローブみたいに丸っこい、癖の強い絵柄など。いろんな要素が化学反応を起こした結果、数多くのゲーム機に移植されて、アニメ化、実写映画化と快挙を成し遂げました。 「ひぐらしのなく頃に」(07th Expansion)。2002年夏のコミックマーケットで第1作「鬼隠し編」が頒布され、2004年に突然のブレークを果たしました(公式サイトより) ヒロインの竜宮レナ。今見てもかなりクセのあるデザインです(キャラクター紹介ページより) バカ売れしたゲームは他にもたくさんあります。じゃあなんでこれがインターネ
鈴木裕氏: ただ、そうね……僕は全盛期に世界のトップシェアを取っていた日本が、こんなふうに海外に負けてしまったことが、やっぱり悔しいんですよ。だって、セガが全盛期の頃、僕たちは圧倒的な世界一のゲーム大国だったんです。(中略)ちゃんと新しい武器を製造しないとダメです。だって、良い武器があったら、色々なツールを工夫したりして、少人数でも勝てるんですよ。 そんな鈴木裕氏がインタビュー中、非常に強い興味を持って語っていたのがAI技術だった。そして先にズバリ言ってしまうと、この記事は、日本のゲーム産業が21世紀に世界市場で存在感を失い、今や新興国の国々までもが背後に迫ってきたシビアな状況に、実は「AI技術の軽視」という問題が一つあるのでは――という視点から強く光を当てるものだ。例えば、しばしば日本のゲーム業界の「敗因」として、グラフィックの人材不足や大規模マネジメントの失敗などの問題が挙げられる。だ
ここ数年で右肩下がりと言われている美少女ゲーム業界。とはいっても毎年たくさんのゲームが発売されているし、その主題歌として何百もの楽曲がリリースされています。 えっちなゲームの曲って歌う歌手は固定化されているんじゃないの?というイメージが大きいですが、いろいろな曲を聞いているとアニメソングを歌っている歌手が歌っていたり意外と男性ボーカル楽曲がけっこうあったりと奥深いものです。 その中でも特に面白いなと思ったものをピックアップしてみました。 文学的な歌詞とHR/HMサウンド 人間椅子 / 芋虫 elfより鬼作のED。人間椅子はハードな楽曲というよりはドゥームメタル寄りな印象で日本文学を題材にした楽曲が多く、この「芋虫」も江戸川乱歩の同タイトル小説のイメージですが美少女ゲームで使われていると最近知って驚き。 人間椅子自体は自分周りにバンドをやっている人が多かったため認知度は高かったのです、が20
先週までの「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」は、3回分を使ってゲームそのものに焦点を置いてとことん語った。第10回と第11回は「葉鍵」を中心としたゲーム、第12回は他の多種多様なゲームについて語り、歐陽のゲーム論にも言及した。今週の第13回からは、ゲーム中心のアプローチが一旦お休みして、私と日本との縁についてのストーリーを伝えていきたい。 在りし日の九龍城砦(Kowloon Walled City)。日本では「九龍城」と知られるが、九龍城(Kowloon City)は地域の名前で、この超高密度のスラム街は「九龍城砦」という。一部の日本人には人気だが、歴史的経緯から「三不管」(中国、英国、香港の3政府のどれも管理しない)の無法地帯かつ犯罪の温床で、香港人に恐れられて嫌われていた。小学校の同級生に九龍城砦在住の人もいたが、90年代に取り壊された。 「日本」はすでに香港人の日常生活の一部として溶け込
マスターレベルの上限が130から140に変わったのは2月24日。それから半月も経っていないのに、レベル140の人が12人もいることに驚きです。 私もまだ131レベルなので、どれだけさぼっていたかがよくわかります(笑)。 結果発表2:クエストやイベントでもっとも活躍したサーヴァント 続いて“クエストやイベントでもっとも活躍したサーヴァント”で、特に投票の多かった10騎をみなさんのコメントとともに紹介します。 星1 アーラシュ/アーチャー 【マスターの声(一部抜粋)】 ・正統派な英雄然としたキャラクター性が『Fate』では意外と珍しく、カッコいい。その気質を体現したかのような宝具、鶴岡さんのボイス、完璧です。(みっつーさん) ・コスト調整、カレイドスコープ+NPチャージスキルで即宝具を撃てる、宝具が高威力、自滅するのでオーダーチェンジする手間が省ける。(asioさん) ・ステラァァは使い勝手が
コンピュータゲームの腕を競い合う「eスポーツ」が、“アジアのオリンピック”こと、スポーツ国際大会「2022年 アジア競技大会」で正式なメダル種目になると決まった(関連記事)。サッカーやボクシングなどと並んで、eスポーツでもアジアの頂点の座が争われる。だが、この大会に日本人選手が参加できるかというと、現状はそうではない。 「越えなければならないハードルがある」――そう話すのは、一般社団法人日本eスポーツ協会(JeSPA)の筧誠一郎事務局長。日本のeスポーツ界が抱える課題とは。 日本人選手を派遣するには…… eスポーツは、野球やサッカーなど一般のスポーツと同様に、競技としてコンピュータゲームの腕を競い合うもの。海外では“プロスポーツ”という認知が浸透し、プロリーグやプロチームも存在するが、日本では競技者数が少なく、発展途上にある。アジア競技大会に日本人選手を派遣できれば「日本国内のeスポーツの
皆さんこんにちは、小野ほりでいです。 漫画や映画、ゲームなど様々なジャンルでAmazonなど大手サイトにおける心ないレビューや中傷が問題になっていますが、作品に対する厳しい評価は果たして業界に必要なのでしょうか? <登場人物> エリコちゃん 飽きっぽい飽きっぽい女の子。 ミカ先輩 意地っ張り意地っ張りなOL。 全てを見通す者 全てを見通し始めてからもう10年になる。 殺せーーー!殺せーーー! 何やってんのエリコちゃん、もう休憩終わるわよ え・・・もうそんな時間!? ご飯食べそびれちゃった・・・ 何それ?ゲーム? 知らないんですか?最近出た「ブレスオブワイルドデスティニードラゴン~伝説のMOTHER~」の新作ですよ! これが面白いのなんのって・・・いま巷で話題なんですよ! そうなんだ。知らなかった・・・ 見てください!発売してそんなに時間も経ってないのにAmazonレビューもこんなに・・・
Pokemon GO(以下、ポケモンGO)が2016年7月に国内リリースされてから、半年以上が過ぎた。当初は屋外のそこかしこでスマートフォンを片手にプレイする人々を見掛けたが、今やそうした光景も過去のものになりつつある。 リリース後1~2カ月してからよく目にした記事の多くが、「ポケモンGOのユーザー数が激減」「ユーザーたちに飽きられた」という論調だった。スマホゲーム市場に詳しい一部の人たちからは、「この数字の落ち込み方は通常のゲームと比べても緩やか」「むしろ驚くべき継続率の高さだ」と擁護されたが、世間的には「終わったゲーム」と認識されていてもおかしくない。 では、ポケモンGOは本当に皆に飽きられてしまったのか? あれほど毎日公園に通い詰めていたポケモントレーナーたちの熱は引いてしまったのか? もちろんそうではない。今もポケモンを捕まえ続けているプレイヤーたち、中でも“ガチ勢”と呼ばれる類の
「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは 編集部:Nobu ライター:坂上秋成 12→ 2015年7月30日(iOS版は8月12日)にサービスを開始したスマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」(iOS / Android。以下,FGO)。TYPE-MOONとディライトワークスによって開発された本作の第1部が,2016年12月22日に公開された「終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン」をもって完結した。 およそ1年半にわたって紡がれてきた,この壮大な物語はひとまずの着地を迎えたが,第1.5部,さらにそれに続く第2部の制作が発表されたことで,プレイヤーはいまだ冷めやらぬ熱狂の中にいる。 これまでに「月姫」「Fate/stay night」「魔法使いの夜」といったノベルゲームを世に送り出し,さまざまな
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