アスクル関連の増減を除いて調整すると、営業利益は24.1%増の2050億円になるという。基幹事業である広告関連事業、EC(電子商取引)関連事業、クレジットカード事業はいずれも成長しており、特にスマートフォン向けが好調。宮坂学社長は「全てにおいてプラスだった。通常の事業活動としてはいい1年だった」と振り返る。 検索連動型広告やディスプレイ広告などの広告関連サービスが属するマーケティングソリューション事業は、売上高2815億円(4.9%増)、営業利益1619億円(9.8%増)。スマホ向け広告の売上高が1443億円(30.7%増)と、売上高比率で初めて50%を超えた。3月に開始したインフィード型動画広告もスマホ向けとして期待が寄せられる。 「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「ASKUL」などのコマース関連サービス、「Yahoo!プレミアム」などの会員向けサービス、「Yahoo!不動産」な