1 on 1(ワンオンワン)とは、マネージャーとその直下のソフトウェアエンジニアが定期的に行う面談のことである。アメリカのIT系の会社では一般的だったが、最近少しずつ日本の会社でも導入されてきた。しかしながら導入したものの何を話したらよいかわからないという声をよく聞くので、筆者の経験からまとめてみたい。筆者はマネージャーとエンジニアどちらの経験もあるので、両者の立場からそれぞれ説明する。 ソフトウェアエンジニアが話すこと まず、1 on 1は「マネージャーと話す定期的な自分の時間」であることを強く意識しよう。考えてみてほしい。マネージャーとは席が離れている。とても忙しそうであまり席にいない。週次のチームミーティングで顔を合わすが、話すことは多くない。筆者はそこまで社交的ではないので、自分から積極的に話しかけに行くことはほとんどない。半年に一度の評価面談で話すのがほぼ唯一の機会である。そうい
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