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ブックマーク / toaru-sipro.com (10)

  • 肌で感じるネイティブゲーム市場のサバイバル感。需要と供給のバランスの変わり目っぽい。

    お久しぶりです。半年以上、このブログ更新してなかった(笑) 人生の勝負所とふんで個人事業を全停止して、休日も寝る間も惜しんで1年近く業にフルコミットしていたのですが、色々苦戦しておりまして、「今のネイティブ市場は当にサバイバルだな・・・」と感じております。 その理由をいくつか・・・ 1.開発費が高騰している まずは皆さんご存知の通り開発費が高騰しています。 コロプラの馬場さんが、初期のプロモーション含めて3億~5億円必要と言っていますが、当に結構かかります。 ちなみに、開発費だけでなく運用費用もかかります。最近だと3Dとかボイスとか豪華な必殺技エフェクトとか当たり前になってきたので、物量が多く、毎月のキャラ追加費用が半端なくなってきております。 費用だけでなく、時間的な面も理想的な運用を実行するのは一苦労です。 2.運用だけでは勝てなくなってきている 以前に紹介したウチ姫からも分かる

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  • 「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」から学ぶランキング圏外からTOP10に食い込むゲーム運用

    僕が今、1番注目しているアプリはサイバーエージェントの「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」です。 このアプリ、最近やたらとランキング上位で見かけると思うのですが、 昨年8月のリリース当初は「あぁ・・・」って感じで、200位台スタートからの圏外へ。しかし諦めなかったのでしょう。12月は100位以内をキープし始めます。 そして、月に数回飛び跳ねるようになり、50位以内に定期的に顔を出すようになってきます。 「ガチャとかで頑張ってるんだろうな」くらいに思ってました。しかし、月末には10位以内に入ってくるタイミングがあり格的に気になり始めます。 5月になっても落ちてこず、更に安定感が増してきています。 と、いうことで、ランキング圏外からどうやってランキング上位常連まで持ってきたのかを研究中です。 ちなみに今、ランク33。SR持ってるんだけどコスト足りなくて入らない。2週間くらいちょいちょいプレイし

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    teitei_tk
    teitei_tk 2014/05/29
  • ゲーム事業は本当に新しいロジックでチャレンジするべきなのか・・・ゲーム事業で「地道」とは何か。

    毎日、起きてスグにAppStoreとGooglePlayのランキングを見ており、時期によって気にしながら見ている物が違います。サラっと業界トレンドを追っている時期もあれば、自社含めた注力タイトルの順位を追っていることもあれば、作ろうとしている同ジャンルの推移を追ったりと様々。 で、最近はマギアブレイクのランキング推移を特に気にしています。 マギアブレイクはインブルーが作った、ブレフロベースに+α要素を加えたゲームです。チェンクロ型のシナリオを足したり防御要素を足したり、ブレフロベースは間違いないけれど、完全にパクリでもないです。個人的には防御要素忙しいから不要だったんじゃないかと思うし、ドットのクオリティが気になるけど・・・。 あとはインブルーさんお得意の「萌え」要素がふんだんに盛り込まれている。 と、まぁ言い方難しいけれど、メイン画面はレイアウト含めてほぼ同じなので(上記左がブレフロで、

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    teitei_tk 2014/05/07
  • SEGAの「チェインクロニクル」をプレイして、「コンシューマー系やっぱスゲー」と思い知らされた

    最近リリースされた、SEGA(セガ)のCHAIN CHRONICLE(チェインクロニクル)。業界人がザワつく程のクオリティです。 僕も、「やっぱりコンシューマーの人スゲーな」、「SEGAスゲーな」と、思いました。 いくつか気になった点を僭越ながらご紹介します。 戦闘画面の揺れが広く、スマホ用にも設計されている 戦闘画面がタワーディフェンス型になっています。「画面右端のグラデーションのゾーン」に敵キャラが達したり、自分のキャラが全滅したら敗北となります。 キャラの属性(職業)は「戦士」、「騎士」、「弓使い」、「魔法使い」、「僧侶」がおり、攻撃重視系、遠距離攻撃系、回復系など、役割が分かれております。 上記の画像だと、先方にいる3体が攻撃系の「戦士」で、右から2番目が回復キャラの「僧侶」、最後方が遠距離攻撃系の「弓使い」です。 「陣形をセットしたらそのまま」ということではなく、バトル時間中に、

    SEGAの「チェインクロニクル」をプレイして、「コンシューマー系やっぱスゲー」と思い知らされた
    teitei_tk
    teitei_tk 2013/09/25
  • 「大東京トイボックス」というゲーム会社のマンガがリアルで結構考えさせられる

    知り合いのガンホーの方にオススメされた「大東京トイボックス」という漫画を「LINEマンガ」で読んでいます。先に言っておくとまだ全巻発売されていなく、途中までです。 「物語がおもしろい」とかよりは、僕自身がスマホゲーム業界にいるので、共感することが多いです。(もちろん、おもしろいから読めるのですが) 数シーンご紹介。 1)パクりの方が、「オリジナル性の高いゲーム」より売上が高い事実 ゲーム制作が強いA社と、キャラクター制作の強いB社が組むことに。B社の企画書へA社の人間が「これ去年ヒットした某戦国ゲームのキャラクター差し替えただけですよね?」 と指摘し、B社は「既に完成されたシステムを模倣した方がユーザビリティが高い」「私、驚いたんです。あんなにオリジナリティ性の高いA社のソフトがうちの半分も売れてないなんて」と言い返す場面。 う~ん。現実のスマホ世界でもパクりが売れ、オリジナル性の高いゲー

    「大東京トイボックス」というゲーム会社のマンガがリアルで結構考えさせられる
  • ブレイブフロンティアのUIの意図を考える。ゲームシステムとUIはセット。

    ペースは落ちましたがブレイブフロンティアを相変わらずプレイしております。今、Lv.53でこんな感じのデッキ。闇デッキにしたいのですが、水属性が1体いたり、まだ★5まで進化していない奴がいたりと中途半端な感じ。 さて、今回はメインとなるクエスト画面UIのお話。ブレイブフロンティアはパズドラベースなので、基的にはパズドラ仕様なのですが、クエスト画面はかなり味が出ています。 スマホゲームで「こんなゲーム作りたいなぁ」と思った場合、UIで悩むことが多いです。僕は新作のために常々画面構成をイメージします。 コマンド式RPGのコマンド階層とデッキ体数 ブレイブフロンティアに関しては「たたかう」「ぼうぎょ」「ひっさつわざ」「アイテム」の4種類のコマンドがあります。家庭用のRPGには当然の機能で、多くの方が「あたりまえじゃん」と思うでしょう。魔法が足りないくらいです。 しかし、これだけでもスマホゲーム

    ブレイブフロンティアのUIの意図を考える。ゲームシステムとUIはセット。
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    teitei_tk 2013/09/25
  • 完全に差が出てきたDeNAとグリーの売上推移

    楽しみにしていたグリーの決算が発表されました。結果、前四半期比で減収減益。個人的には「おぉぉぉ」って感じです。 なにが「おぉぉぉ」かってこれ。 DeNAが右肩上がりなのに対して、グリーは完全に右肩下がり。前回はコンプガチャの影響で1回ヘコんだと捉えても良いですが、DeNAが2Q連続増収に対して、グリーが2連続減収となれば、「何かが負けてる」と捉えるのが普通でしょう。 グリーの言い訳としては 「6月いっぱいコンプガチャなどの問題に社内リソースを使ってしまったため、売上に影響が出た。しかし、改修が完了した7月、8月にはサービスの改善にリソースを割り当てることができたため、既存タイトルの売上が回復基調に転じてきた。新規タイトルも寄与した」と説明している (引用:Social Game Info) とのこと。 まだ成長(投資)フェーズであれば減益は問題ないのだけれど、減収はマズい。 2Q合算で、D

    完全に差が出てきたDeNAとグリーの売上推移
  • パズドラは「パズルゲームにカードバトルを載せたアプリ」である

    テレビCMまで開始されている、超ヒットタイトルの「パズドラ(パズル&ドラゴンズ)」。ガンホーのIRを見る限りパズドラ単体で月間3~5億程度の売り上げがありそうです。(伸び率の売上高から予測) (ガンホー2012年12月期 第3四半期決算説明会資料→パズドラの影響でモバイルが伸びてる) 早速ですが、パズドラは「パズルゲームにカードバトルを載せたアプリ」です。「何をあたりまえのこと言ってるんだハゲ」という声が聞こえてきそうなので、注意点だけお知らせすると、「カードバトルのクエストをパズルにしたゲームではない」という認識が大事です。ここは各プロデューサー、ディレクターがビジネス視点で見ると騙されてしまいそうなポイントです。 もう早速答えを書いてしまうと、パズル単体で下記のような要素が含まれています。 ミニゲーム(パズル)単体で遊べる ちょっと頭を使う(上手い下手が分かれる) テンポが良い 途中で

    パズドラは「パズルゲームにカードバトルを載せたアプリ」である
  • GREE、mobageだけじゃない 乱立するソーシャルゲームプラットフォームまとめ

    ソーシャルゲームといえばGREEとmobageを思い浮かべますが、急成長市場のマネーを狙って、各社が続々と参入しています。 今回ご紹介するのはゲームを提供しているSAPではなく、あくまでプラットフォーム。 それでは早速いってみましょー。 ■GREE まずGREE。説明不要の2大プラットフォームのうちの1つ。決算説明資料によると、四半期で約400億の有料課金収入。 ここにサードバーティーの売上もプラットフォームとしては乗ってくるため、四半期で600億(サードパーティー売上シェア5割、GREE手数料率想定加味)ってところですかね。 月間200億円のプラットフォームといって良いでしょう。 ※GREEの売上ではなく、プラットフォームの規模を比較したいため、流通額を算出しています。 ■mobage 2大プラットフォームのうちのもう1つmobage。DeNAという会社が運営しています。決算説明会資料に

    GREE、mobageだけじゃない 乱立するソーシャルゲームプラットフォームまとめ
  • ソーシャルゲームだって簡単じゃねーんだよ 減収減益や下方修正企業まとめ

    「儲かりすぎ」と叩かれがちなソーシャルゲーム各企業。でもビジネスってそんなに簡単ではないわけで・・・儲かっている企業の陰で苦戦している企業もあるんです。 ってか苦戦してる企業がほとんどです。最近は市場の天井も見えており、勝ち組だと思われた「上場した企業」ですら苦しんでいます。 そんな苦しみをご紹介して、「あー、ソーシャルゲームも大変なんだな。別に儲かりすぎてるわけじゃないんだな」と認識して頂きたい(笑) ■KLab 先日、当ブログでもご紹介しましたが、減収減益です。赤字転落が見えています。これまでも利益率で考えると全く儲かりすぎてる感はなく、普通な感じです。 (資料引用:SocialGameInfo) 提供ゲームは「キャプテン翼」や「恋してキャバ嬢」、「幽☆遊☆白書」です。 ケイブ 「しろつく」、「くにつく」のケイブ。カードバトルが当たっていない会社は総じて苦戦している感じを受けています。

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