米国太平洋時間の1月19日午前5時(日本時間の同日午後10時)から、米国において「Apple Vision Pro」の受注が始まった。米国限定販売であるにも関わらず、Appleが「空間コンピュータ」という新ジャンルだと説明する新しいコンピュータに対して世界中から多数の注文が集まった。 値付けは3499ドル(約51万8000円)からと、同等の能力を持つプロセッサ(SoC)を搭載するMacBookシリーズと比べると3倍以上の値付けがされている。当然、この価格は従来のVRゴーグルと比べても高価なのだが、全くの新製品なのだから当然という見方もあるだろう。とはいえ、単純な「パーソナルコンピュータ」としての処理能力に着目するならば、ここまで話題を呼ぶことはないはずだ。 では、なぜ人々はジャンルとしてまだ確立されていない「空間コンピュータ」に大きな投資をするのか。それは、世界で最も大規模なエレクトロニク
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