国の政策が、1年も経たずに凍結。 そんな異例の事態に発展したきっかけは、ツイッターのつぶやきだった。 ーー妊婦が医療機関を受診した際に上乗せされる「妊婦加算」、なぜ瞬く間に凍結に追い込まれたのか。その背景を追った。 (政治部 厚生労働省担当・安田早織、進次郎番・根本幸太郎) きっかけは「つぶやき」 「皮膚科に行ったら、妊婦加算がついた。なんで余分にとられるのか」 「コンタクトレンズの処方箋にも妊婦加算があった」 去年9月以降、ツイッターに寄せられた投稿。すぐに、反応がリツイートされた。 中には「妊婦が丁寧な診療を受けたことに対する加算だ」として理解を示すものもあったが、「制度を知らなかった」とか「納得がいかない」というものが目立った。 これに気づいたNHKをはじめとしたメディアによって「妊婦加算」をめぐる報道が相次ぎ、その存在が広く知られるところとなった。 どんな制度か そもそも「妊婦加算
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