マンガ「ファイブスター物語」(KADOKAWA)などで知られる永野護さんの初の大型展覧会「DESIGNS 永野護デザイン展」が2月10日、EJアニメミュージアム(埼玉県所沢市)でスタートする。商業作デビュー前の作品や「重戦機エルガイム」「機動戦士Zガンダム」「ブレンパワード」「シェルブリット」「ファイブスター物語」「花の詩女 ゴティックメード」などこれまでの制作物の原画やイラスト、設定画、ラフスケッチなど約340点を厳選して展示する。3月24日まで。
人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が1月26日に公開された。新作には、ライジングフリーダムガンダムなどの新たなMS(モビルスーツ)が登場することも話題になっており、「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に続き、大河原邦男さんらがメカニックデザインを手掛ける。大河原さんは1972年に放送をスタートした「科学忍者隊ガッチャマン」で初めてアニメのメカデザインを手掛け、「機動戦士ガンダム」や「装甲騎兵ボトムズ」「勇者シリーズ」など数多くのメカを手掛けてきたメカニックデザイナーの“巨匠”だ。大河原さんのアトリエを訪れ、「SEED」シリーズをはじめとしたメカデザインについて聞いた。
「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」の一場面(C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会(C)遠藤達哉/集英社 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の遠藤達哉さんのマンガが原作のアニメ「SPY×FAMILY」の劇場版「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」が12月22日に公開される。劇場版は、原作者の遠藤さんが監修する完全新作のオリジナルエピソードで、テレビアニメのシーズン1に助監督として参加した片桐崇さんが監督を務める。同作で初めて監督を務め、「全てが新たなチャレンジでした」と語る片桐監督に制作の裏側、人気キャラクターのアーニャ・フォージャーの“可愛さの秘密”を聞いた。
士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」が原作のアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン2を再構成した劇場版「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」の公開記念舞台あいさつが12月2日、グランドシネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)で開催され、神山健治監督、押井守監督が登場した。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」などで知られる押井監督は、神山監督が手掛けた「攻殻機動隊 SAC_2045」について「神山、まだやってるんだ! 時代というテーマを追いかけていることに感心した。よく戦っている。果敢にやっている」と語り出した。 押井監督は「攻殻機動隊 SAC_2045」の神山監督の挑戦について「(神山監督は)世界で何が起きているのか? 起ころうとしているのか?に興味がある。アニメでこれをやるのは大変。時代は確実に変わりつつあり、映画でやるのは相当勇気がいる。(押井
「true tears」「SHIROBAKO」などのアニメ制作会社「P.A.WORKS」が制作する劇場版アニメ「駒田蒸留所へようこそ」が11月10日に公開された。「花咲くいろは」「SHIROBAKO」「サクラクエスト」「白い砂のアクアトープ」といったP.A.WORKSの“お仕事シリーズ”の最新作で、「有頂天家族」などの吉原正行さんが監督を務める。舞台は、ジャパニーズウイスキーの蒸留所で、キャラクターの繊細な感情表現、美しい映像などP.A.WORKSらしさにあふれた作品になっている。吉原監督に、同作に込めた思いを聞いた。
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作の「葬送のフリーレン」。「マンガ大賞2021」で大賞に選ばれた話題作で、放送への期待が高まっている。「葬送のフリーレン」は、話題に事欠かない作品だ。初回は「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」として日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で9月29日午後9時から放送される。金曜ロードショーでテレビアニメシリーズの初回が放送されるのは初めて。「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤圭一郎さんが監督を務めるなど豪華スタッフが集結した。主人公・フリーレンを演じるのは、「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー役などで知られる種崎敦美さんで、豪華声優陣が出演する。さらに、音楽ユニット「YOASOBI」がオープニングテーマ、シンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)さんがエンディングテーマを担当。万全の体制で臨む“本気”の作品ということで、放送
「明日のナージャ」の朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」のビジュアル(c)東映アニメーション テレビアニメ「明日のナージャ」の放送20周年を記念して、声優陣が再集結する朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」が上演されることが話題になっている。「明日のナージャ」は、ABCテレビ・テレビ朝日系で2003~04年、日曜朝(ニチアサ)に放送された。ニチアサのキッズアニメとしては、1999~2003年の「おジャ魔女どれみ」シリーズに続く番組として放送され、2004年にスタートし、20周年を迎える「プリキュア」シリーズに挟まれた形となり、「おジャ魔女どれみ」「プリキュア」シリーズと比較すると、知名度が高いとは言いがたい。しかし、根強い人気を誇り、“伝説のアニメ”として語り継がれている。アニメを手掛けた東映アニメーションの関弘美プ
「ポールプリンセス!!」のビジュアル(C)エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/ポールプリンセス!!製作委員会 エイベックス・ピクチャーズとタツノコプロがタッグを組むオリジナルアニメプロジェクト「ポールプリンセス!!」がYouTubeで配信されている。「ポールダンス×歌×頑張る少女たち」をテーマに、ポールダンスに魅了された少女たちの青春を描くアニメで、「プリティーシリーズ」の「アイドルタイムプリパラ」「キラッとプリ☆チャン」などに参加してきた江副仁美さんが監督を務め、同シリーズのCGを手掛けてきた乙部善弘さんがCGディレクターとして参加。ポールダンスをテーマとしたアニメは珍しく、乙部さんによると「おそらくポールダンスアニメは初めて」という。ポールダンスはセクシーなイメージがあるかもしれないが、アニメを見ると、それだけではない魅力に気付き、イメージが覆るはずだ。少女たちが、アクロバティッ
「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 京都アニメーションが手がけるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が、日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で11月25日午後9時から放送される。2020年9月に公開され、興行収入が約21億3000万円を記録するなどヒットした作品で、テレビで放送されるのは初めて。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、キャラクターの心情を丁寧に描き、美しい映像が“神作画”と絶賛されてきた。同作を手掛ける京都アニメーションの石立太一監督に神作画の裏側を聞いた。
アニメやマンガなどが人気の「機動警察パトレイバー」シリーズの劇場版アニメ第2作「機動警察パトレイバー2 the Movie」(押井守監督、1993年公開)が10月29日、東京都内で開催中の第35回東京国際映画祭の「アニメと東京」をテーマとした特集で上映された。上映後、トークイベントが開催され、メカニックデザインの出渕裕さんが登場。同シリーズに登場するイングラムなどレイバー(ロボット)のデザインは長く愛されている。出渕さんは、イングラムのデザインについて「警視庁と書いていて、パトカーの回転灯、桜の代紋が付いているのが笑える。ギャグすれすれと思っていたけど、当時はそれが格好いい、そこがリアルだと解釈してくれる方がいてくれた。だから、長生きしているのかもしれない。目が二つ付いているロボットは、ヒーローになるけど、それはやりたくなかった」と説明した。
マンガ家の浦沢直樹さんが、マンガ家たちの制作現場に密着するNHK・Eテレの番組「浦沢直樹の漫勉neo」の新シリーズが、3月2日から3週にわたり放送される。2014年に「浦沢直樹の漫勉」としてスタートし、2020年からは「浦沢直樹の漫勉neo」とタイトルを改めて放送されており、これまでさいとう・たかをさん、萩尾望都さん、かわぐちかいじさん、ちばてつやさん、安彦良和さんら29人のマンガ家が登場してきた。浦沢さんは「制作現場を見ることによって、読者のマンガに対する認識が相当変わるのではないか」と感じているといい、自身も番組を通して改めてマンガの魅力を実感しているという。第一線で活躍し続ける浦沢さんに、マンガ界の今後について聞いた。
「true tears」「SHIROBAKO」などのアニメ制作会社「P.A.WORKS」が手がけるテレビアニメ「白い砂のアクアトープ」。「凪のあすから」「色づく世界の明日から」などの篠原俊哉監督が手がける連続2クールのオリジナルアニメで、1クール目は、高校生の海咲野くくるが沖縄県南城市の小さながまがま水族館を存続させるために奮闘する姿が描かれた。1クール目の最後には、がまがま水族館が閉館してしまい、2クール目はアクアリウム・ティンガーラに舞台を移した。夢と現実、挫折と成長を丁寧に描いてはいるが、がまがま水族館の閉館などまさかの展開に、驚かされた人も多いはず。篠原監督に制作の裏側を聞いた。
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の一場面(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 SO 製作委員会 荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の第6部原作のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」が12月1日からNetflixで世界独占配信される。主人公・空条徐倫を演じるのが、人気声優のファイルーズあいさんだ。ファイルーズさんは、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの大ファンで、中でも第6部「ストーンオーシャン」の徐倫との出会いが声優を志したきっかけでもあるという。徐倫は「一番の憧れ」「私にとっては世界で一番素晴らしい人物」といい、「ジョジョ」への情熱を持って収録に臨んだが、大好きだからこその「難しさ」もあった。ファイルーズさんが「ジョジョ」の名ぜりふを交えながら同作への熱い思いを語った。
アニメ界の巨匠・りんたろう監督が手がけた劇場版アニメ「幻魔大戦」が、11月19日から開催される「角川映画祭」で上映される。平井和正さんと石森章太郎さんの原作をアニメ化し、角川映画のアニメ第1弾として1983年に公開。「AKIRA」などで知られるマンガ家の大友克洋さんがキャラクターデザインを担当するなど豪華スタッフが集結した伝説のアニメだ。同作が公開された1980年代は、日本のアニメの歴史が大きく動いた時代だった。「1980年代にアニメの技術が一つの頂点を迎えた」と話すりん監督に、激動の時代を振り返ってもらった。 ◇イチかバチか 角川春樹の慧眼 りん監督は、1941年生まれ。1958年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、「白蛇伝」(1958年)や「西遊記」(1960年)などに参加した。その後、虫プロダクションに移籍し、「鉄腕アトム」(1963~66年)で演出デビュー。「ジャングル大
士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」が原作のアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」を劇場版として再構成した「攻殻機動隊SAC_2045 持続可能戦争」が、11月12日から2週間限定で公開される。「SAC_2045」は、3DCGによる新しい「攻殻機動隊」として注目を集め、草薙素子役の田中敦子さんをはじめとしたオリジナルキャストが再集結したことも話題になった。田中さんが初めて草薙素子を演じたのは1994年で、約27年前にさかのぼる。田中さんは「素子がいなければ、今の私はいなかった」と特別な存在になっているという。田中さんに「攻殻機動隊」、草薙素子への思いを聞いた。 ◇私ではないかも… 「SAC_2045」出演に喜び 「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に、架空の公安組織の活躍を描いたマンガで、1989年から展開されている人気シリーズ。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN TH
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