夏場に米びつの中で虫が発生し、驚いてお米を全部捨ててしまった経験はありませんか? しかし、コクゾウムシやノシメマダラメイガが発生するお米は、殺虫剤などの残留物が存在しない証明にもなるので健全だと言えます。 虫が発生したからといって人体に悪い影響を与えるわけでもありません。本来ならそれほど過敏になる必要もないですし、お米を洗えば虫やごみは洗い流せます。 ただ、お米に虫がわいている状態は気分的に問題がありますよね。今回は、誤解だらけのお米の保管方法、特に米びつの置き場所を考えます。 ■台所に米びつを置くのはダメ 米びつを置くとなると真っ先に思い浮かぶ場所が台所だと思いますが、実は台所は米びつの保管場所として最悪です。米びつは風通しのよい、涼しい場所に置かねばなりません。そのような場所がなければ、冷蔵庫の野菜室にプラスチック容器などで小分けして保管しましょう。 キッチンは火や水を扱うため高温多湿