プレスリリース 良食味・多収の水稲新品種「あきだわら」を育成 - 食味・品質が良く、反収12俵(720kg)が達成できる中生品種 - ポイント 良食味で玄米品質が良い多収水稲品種「あきだわら」を育成しました。 生産者、流通業者、消費者ともにメリットを享受できる低価格で質の良い米の生産・流通が期待されます。 概要 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)作物研究所は、食味、品質が良く、多収の主食用水稲品種「あきだわら」を育成しました。本品種は、収量性に優れる「ミレニシキ」に品質・食味の優れる「イクヒカリ」を交配して育成しました。「あきだわら」は、一穂籾数が多いため、「コシヒカリ」より30%程度の多収が期待できます。食味は「コシヒカリ」に近く、玄米の外観品質は「コシヒカリ」と同等です。安価で良質な米商品として、業務用米等への利用が期待されています。 お問い合わせ 研究推進