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ブックマーク / www.a.u-tokyo.ac.jp (6)

  • 植物が根から鉄を吸収する機構の解明 -不良土壌を改善する次世代肥料の開発に期待- | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    理化学研究所(理研)生命機能科学研究センタータンパク質機能・構造研究チームの山形敦史上級研究員、白水美香子チームリーダー、公益財団法人サントリー生命科学財団生物有機科学研究所統合生体分子機能研究部の村田佳子特任研究員、徳島大学大学院医歯薬学研究部(薬学域)の難波康祐教授、東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻の寺田透准教授、京都大学大学院理学研究科化学専攻の深井周也教授らの共同研究グループは、イネ科植物が土壌中のムギネ酸鉄[1]を吸収する機構を、トランスポーター[2]の立体構造解析に基づいて解明しました。 研究成果は、全陸地の約3分の1を占めるアルカリ性不良土壌[3]の改善に向けた、ムギネ酸[1]やその類縁体を用いた次世代肥料の開発に貢献すると期待できます。 植物は成長に必要な鉄を根から吸収しますが、アルカリ性不良土壌では鉄は水に溶けにくい三価鉄[1]として存在するため、鉄の吸

    植物が根から鉄を吸収する機構の解明 -不良土壌を改善する次世代肥料の開発に期待- | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • 貧血症を回復させる鉄分豊富なコメの開発に成功 | 東京大学大学院農学生命科学研究科

    発表者 西澤 直子 (石川県立大学生物資源工学研究所 教授、東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 特任教授) 筧 雄介 (東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 博士課程2年) 増田 寛志 (石川県立大学生物資源工学研究所 研究員) 発表概要 東京大学と石川県立大学は、韓国の浦項工科大学、デンマークのコペンハーゲン大学との共同研究により、イネ体内の鉄輸送に働くニコチアナミンの合成を強化することによって種子中の鉄含量が高いイネを作出し、この鉄分豊富なコメが貧血症からの回復に効果を示すことをマウスで実証しました。世界人口の半分にのぼる鉄欠乏性貧血症の克服に貢献することが期待されます。 鉄はすべての生物にとって必須な栄養素であり、ヒトでは鉄が不足すると貧血症になります。WHO(世界保健機関)の報告では、世界人口の約半分が鉄欠乏による貧血症といわれ、特に途上国で深刻ですが、先進国

  • https://www.a.u-tokyo.ac.jp/pr-yayoi/70yh.pdf

    tenchikometen
    tenchikometen 2022/07/20
    水田土壌に多く存在する「鉄還元菌」が窒素固定に大きく寄与している可能性を見出しました。そして、各地の水田土壌から鉄還元菌を分離してそれらが実際に窒素固定を行うことも確かめました(鉄還元窒素固定菌)。
  • ミトコンドリアに鉄を運び込むタンパク質を発見 | 東京大学大学院農学生命科学研究科

    発表者 西澤 直子 (石川県立大学生物資源工学研究所 教授、東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 特任教授) バシル クーラム (東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻研究員) 石丸 泰寛 (東北大学大学院理学研究科化学専攻 助教、東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 研究員;当時) 堤 伸浩 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生産環境生物学専攻 教授) 発表概要 ミトコンドリアの働きには鉄が必須です。ミトンドリアに鉄を運び込むタンパク質を植物で初めてイネから発見しました。これにより細胞内での鉄の分配機構の一端が明らかになりました。 ミトコンドリアは、呼吸によってエネルギーを作り出す細胞内小器官です。ミトコンドリアのエネルギー生産には酸化還元反応が重要であり、これを触媒する酵素の活性中心として働く鉄は、ミトコンドリアの機能には必須となっています。また、ミトコン

  • 植物種子の金属蓄積に果たすリン貯蔵物質の役割を解明 | 東京大学大学院農学生命科学研究科

    図2  イネ横断種子における各元素の分布状況 リン(P)とカルシウム(Ca)、カリウム(K)、鉄(Fe)は共局在するのに対し、亜鉛(Zn)と銅(Cu)は胚乳内に広く分布する(A)。特に、銅はぬか層にはほとんど蓄積しない(B)。Bは種子側面のぬか層を拡大した図。Aは50µm , Bは1µm間隔で検出した結果。青→赤に従って元素濃度の上昇を表す。 (拡大画像↗) 植物は次世代の成長のために種子に大量のリンを蓄積するが、その大部分はフィチン酸(イノシトールの六リン酸エステル)として蓄積する。フィチン酸は、強いキレート作用を示し、多くの金属イオンと強く結合するため、リン貯蔵物質としてだけでなく金属の貯蔵物質としての役割を併せ持つ。今回、東京大学大学院農学生命科学研究科の岩井徹を中心とする吉田薫准教授の研究グループは、イネを材料として栄養学的に重要ないくつかの金属元素(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛

    tenchikometen
    tenchikometen 2019/11/06
    “これまで、種子中では、ほとんどの金属イオンがフィチン酸と結合した形で存在すると考えられてきたが、本研究により、生体内ではフィチン酸との結合強度は金属元素によって大きく異なり、無機化学的な結合強度では
  • 第八回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会 | 東京大学大学院農学生命科学研究科

    高橋 友継 (東京大学大学院農学生命科学研究科 附属牧場 技術専門職員) 眞鍋 昇 (東京大学大学院農学生命科学研究科 附属牧場 教授)

    tenchikometen
    tenchikometen 2013/11/22
    全部聞いてみたいけど、年末(~_~;) 誰か、ビデオにしてくれないかな。
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