米の値段が上がるなか、外食産業では、ライスの価格を上げたりライス量を減らすなど対応を急いでいる。お代わり無料は、見直すチェーンと堅持するチェーンとに分かれた。コスト増の中、採算をとりつつお客様の胃袋を離さないため、試行錯誤が続く。 すかいらーく「産地と良いお取引続けたい」 外食大手のすかいらーくホールディングスは、9月26日から、傘下のレストランチェーンでライスを値上げした。単品のライスでは、ガストは+30円、バーミヤン+33円、ジョナサン+44円だ。広報は「以前から産地と直接契約することで、中間マージンを省き安定的供給を図ってきた。今回の価格改定には、産地の方々と良いお取引を続ける趣旨も含まれている。価格改定について、お客様にもご理解いただけている」と話す。 おりじん弁当 ライス量と価格戦略、使い分け おりじん弁当では、おにぎり、おにぎり関連商品のライス量を一部店舗で150グラムに減らし