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2万円が下値になった6年産米ハシリ価格【熊野孝文・米マーケット情報】
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2万円が下値になった6年産米ハシリ価格【熊野孝文・米マーケット情報】
精米販売価格が安いスーパーに行ってみるといつもなら5㌔袋の各産地銘柄が15種類ほど置かれている売... 精米販売価格が安いスーパーに行ってみるといつもなら5㌔袋の各産地銘柄が15種類ほど置かれている売り棚には1袋だけ置かれ、他はすべて空になっていた。空になった売り棚にはコメ不足になった理由を記したホップが掲げられていた。同じ日に早期米の主産地宮崎で新米の出荷式が行われたというニュースが流れていた。その地区のコシヒカリの生産者概算金は7月23日までが2万0600円(前年産同期比6800円高)、7月31日までが2万0100円(同6900円高)、8月1日以降は1万9400円(同7000円高)という額が示された。 7月18日に開催されたクリスタルライスの取引会では、宮崎コシヒカリが上場されなかった。例年であればこの時期の取引会では7月中渡しや8月上旬渡し条件で宮崎コシヒカリ早期米の取引が行われるのだが、今年は売り物がなかった。同社によると売り物を晒さなかなかった理由について「産地の売り唱え価格に差が