楽しむ 養老孟司さんに聞く、自然に学ぶ「一生懸命でなくていい生き方」|シン風土論・後編日本人が幸せになるためには、人工的な都市から離れ、自然の中で「感覚」を取り戻していくことが重要だと訴え続けてきた解剖学者の養老孟司さん。対談の後半では、日本人が数千年をかけて育んできた風土の重要性や、自然から学ぶニュートラルな生き方、これからの時代を幸せに生きるヒントについて、お伺いします。ぜひ前半と合わせてご覧ください。 前編はこちら:シン風土論|養老孟司✖春山慶彦対談(前編) 目次「風景をつくる」という責任里山は、日本の宝柔らかな頭で自然を理解する大切さ自然から無意識に学ぶ重要性「考えても答えが出ない」時代をどう生きるのか?養老先生にとっての「地球とつながるよろこび。」とは? 「風景をつくる」という責任 春山 アフガニスタンで医療と農業の支援に取り組んでいたペシャワール会の中村哲医師(故人)を尊敬して